2018年1月14日日曜日

2018年1月中旬の運用総額は$491,686でした

オッサンMです。

2週間ぶりの更新です。
こちらNYは先週までの異常なまでの寒気が通り過ぎ、早くも春のような様相を呈しています。とはいえ、今後も寒暖の差が激しく、Up downを繰り返しながら春になるものと思われます。




さて、私のことなどどうでもよいでしょうから、早速1月中旬の運用状況を報告します。


全体的にかなりの銘柄が割高なので、しばらく買わないでおこうと年末に誓ったものの、色々と検索しているうちに2つ購入してしまいました。年末にかけての損切りの影響で、割安に放置されている優良株を購入するには、年末年始は打ってつけの時期なのかもしれません。もちろんバリュートラップであることに気付かずに、突然のDividend cutなどで大損するかもしれませんけど。。

なお、英国の有望な放置株であるRIO、IMBBYやGSKを密かに狙っていたのですが、決断するのが一足遅く、最適なタイミングを逸したことをここで白状いたします(苦笑)。


A) Energy Transfer Partners LP (ETP)を$2,500ほど新規購入しました。

エネルギー会社の業績が今後向上するのは、既にメジャー石油会社の株価の急上昇を見ても株価に織り込み済みです。持ち株であるRDSやEPDを追加購入したいのですが、既に株価が高くて手が出せません。

そこでETPは、16年連続増配しているDividend achieverである、Dividend 12.5%、今後やってくるであろう石油価格の高騰、合併後の業績向上の余地、12月に底値を付けてからの上昇気流などを考慮しての購入に至りました。配当を含めて、Margin of safetyは充分にあると思っています。既に6%の含み益です。

B) Realty Income Corp (O)を$2,500ほど新規購入しました。

前から気にしていた、というよりも欲しかった銘柄です。25年連続増配のDividend achieverである、高配当REIT、毎月支給される配当(日本の悪名高い毎月配当ファンドとは全く異なります。年に4回ではなく、12回に分割しての配当です)、DRIPを利用して更なる月々の複利効果が期待できる、将来的には配当が毎月の生活費となりうる点などを考慮しての購入です。

米国での金利が上昇しているのを受けて、REIT銘柄の殆どが下降気味です。これまで割高だったREITが軒並み下落しています。Oの株価が52wk Rangeの底値を下回ったのを受けて、金曜日にポチッとしてしまいました(Dividend 4.9%)。もちろん、今後も下降線を辿るかもしれませんが、これもMargin of Safetyは大きいとみています。仮にどんどん下降したとしても、底値を毎月の配当で拾いつつ(DRIP)、種を蒔き、5-10年後ほくそ笑む事ができれば本望です。


さらに、新年になったので資金をTraditional IRAに移動し、さらにRoth IRAに移すという面倒なRoth Conversionを始めました。これでPost-tax basedでRoth IRA内での利益には税金が掛かりませんし、収入制限にも引っかからないので非常に有用です。夫婦2名分で$5,500x2=$11,000/yearが限度額ですが、一度にここまでの金額は無理ですから、少しずつ移動します。Roth IRA内であれば、NISAと同じく配当・利益には非課税ですから高配当の銘柄達(特にREIT)には重宝しています。

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まとめますと、、

1)米国版の退職金である403(b)は$290,787 (含み益の総額は今となっては不明ですが、給料天引き$18,500、職場からのMatching $12,000ほど、そして配当が年間を通して複利加算されます)。

全額をBlooomという401k(403b)専門のロボアドバイザー($10 / monthの手数料) でportfolioを作ってもらっています。

ロボによって分配された株式配分の内訳は下記の通りです。債券比率は意図的にゼロにしてあります。

US large-cap stock   40%
US mid-cap stock     12%
US small-cap stock    8%
International stock     28%
Emerging market stock  8%
Alternatives (REIT)   4%

なお、昨年末まではS&P 500に連動するUS large-cap stock 100%でした。

3ヶ月毎に配分を見直して勝手に微調整してくれるので助かります。なお、3ヶ月というのは無駄な手数料を取られないための日数ギリギリだそうです。

2)子供用の学費を捻出するNY529 college saving programは$32,197。2017年から始めて$4,197の含み益です。

-- Growth stock index portfolio >> Mid-cap stock index portfolioで運用中

今年より上限が$2,000上乗せされ、夫婦二人でで$30,000/年まで資金投入可能になりました。$10,000だけ税金控除可能なのはこれまで通りです。

3)2,017年1月からFidelityで運用する自分年金は$168,702(家内と自分のRoth IRAを含む)でした。2017年から始めて$25,002の含み益です。


以上、計$491,686でした。

私の自分年金のPortfolioは以下の通りです(とはいっても、NY 529は息子の大学進学費用として、息子名義のRoth IRAは彼への贈り物としていずれ消えてしまうものですが(泣)。なお、これには現金は含まれておりません。


この中で、唯一の含み損を抱えているのはOHIです。Health care REITも様々な理由から軒並み下落しているので、今後のRoth IRAへの資金移動を経て、買い増しするか、または7.8%の配当再投資をしながらHOLDすることも考えています。


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サラリーマン投資家の私は、403(b)を通してドルコスト平均法にて満遍なく資金投入(給料天引き)をする一方で、相場の下落時には証券会社を通して果敢に買い向かうという基本姿勢で望む所存です。

近頃は全体的に株価が異常に高く、個別株を買いにくい状況です。しばらくHOLDして、5月頃に来る(Sell in May)であろう買い時を待つのが正解かと思います。

しかしながら、御存知のように米国では段階的な金利上昇が始まりましたので、将来を見据えて住宅ローンの繰り上げ返済にも資金を投入せねばなりません。今年の軍資金は昨年よりも少なめになりそうです。



今後も、米国での投資・退職金を取り巻く現状や、私が学んだ投資に関する豆知識などを情報発信していくつもりです。
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