2018年11月25日日曜日

2018年11月第4週の運用総額は$598,963でした。トホホ。。

ご無沙汰しております。

NYCは既に極寒です。土曜日の最低気温は−7度でした。

最近は仕事が多忙で、2週連続で週末当番のため、運用総額の記載のみUpdateします。

株価を気にする時間がありませんので、いわゆる「ほったらかし」状態です(苦笑)。

ちなみに、運用成績は散々(残念)な結果に至っております。

こんなに市場が右肩下がりでは、仕方ありませんね。

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さて、私の今週の動向を報告します。

購入なし!

株価を注視できませんので、しばらく放置します。

買い増すのは、仕事が落ち着いた来月にします。
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現状をまとめますと、、

1)米国版の退職金である403(b)は$294,656 でした(含み益の総額は今となっては不明ですが、給料天引き$18,500、職場からのMatching $12,000ほど、そして配当が年間を通して複利加算されます)。

― Blooomというロボアドと$9 /月で契約しており、2つの口座を約3ヶ月毎にリバランスしてもらっています。米国株、先進国株、新興国株、米国REIT、債券といった各種の投資信託ラインナップの中で、株式;債券=98:2と最もaggressiveに構成されています。

― 403(b)内での年間予想配当は$6,999です。

2)子供用の学費をNo Taxで運用できるNY529 college saving programは$56,886です(元金 $58,000)。
2017年初から始めて含み損に転落してしまいました。

― Growth stock index portfolio (VOOの投資信託版, 70%) >> Mid-cap stock index portfolio (30%)で運用中。
― 夫婦二人で$30,000/年まで資金投入可能。2018年度分は出資完了。
―$10,000まで税金控除可能。

3)Health Saving Account (HSA);VTSAX(=VTIの投資信託版)に$5,941あります。わずかに含み損です。

―$490/月ずつの給料天引き($6,700/年)と、職場からのマッチング$1000/年が資金源です。

4)2017年1月からFidelityで運用する自分年金は$241,480(自分、家内、息子のRoth IRAを含む)でした。
2017年から始めて$6,080の含み益です。

いやー!かなり減ったなあーー!!

― 自分年金内での年間予想配当は$11,644 /yr($970/month)になりました。
$12,000 /yr($1,000 /month)までもう少し!!

以上、運用総額は$598,963でした(これは上記1−4の総額のみであり、預金や不動産は含まれておりません)。

―合計した年間予想配当は$18,643です( $1,554/month )。
ありがたいことに、配当は少しずつ増えてゆくばかりです。

不安な時は、未来の配当予想額をボーツと眺めて、経年変化の棒グラフでも作成して、一人静かにニヤニヤして気を紛らわせましょう(キモっ)。


参考までに、自分年金のPortfolioは以下の通りです。





敗者の総括;

今回も、上記の個人年金における全ての含み損を成績順に発表します。
(数少ない)読者の方々にとって、「他人の不幸は蜜の味」ですよね、きっと。
今回も下落幅が大きく拡大したままです。
愚かな奴!と、笑ってやってください。
(とはいえ、数年内にこれらの負け犬が一つずつ含み益への圏外に消えていく日を密かに夢見ています。Buy and Hold !!!)

なお、今回も順位に変動がありました。
最下位争いは常に熾烈です(笑)。

今回は数%以下の含み損の銘柄がチラホラと散見されますが、誤差範囲内ですから(?)敢えて公表しません(笑)。


ワースト4位; Tencent; TCEHY   -8%,  -$1,284

どうやら既に下げ止まっていますね。
Rising Sunは間近と見ています。

ワースト3位;  AT & T ; T -16.3%,  -$5,029

永遠の不発弾Tは相変わらずの含み損です。
株式を始めてすぐに購入し始めたのが T でした。まさにタイミングを誤って購入しましたが、この過ちは長期保有と底値付近での追加購入により解決するしかありません。

しばらくは思考停止して、Do nothingで行きます。

もう少し待って、年末に向けて他者のTax loss harvestingによる下落を仕入れに出動します。


ワースト2位;  Vector group;VGR    -18%,   -$1,211

タバコ会社とNYC不動産会社の二足のわらじを履くVGRが定位置をフラフラしています。たばこ会社にはかなりの逆風が吹いています。

Do nothingです。


ワースト1位;  British American Tobacco; BTI    -24.8%,   -$7,345

Brexitへの不透明感、およびMenthol味の規制というFDAの報告を受けて、大暴落の真っ最中です。

しばらくは思考停止して、Do nothingで行きます。なお、11月20日の配当$250を格安でDRIPできました。
もう少し待って、年末に向けて他者のTax loss harvestingによる下落を仕入れに出動します。
12月27日のEx-dividend dayを待ってからにしようか?とも考えています。


こんなに不安定な時期でも、各社から配当金が入り再投資できるのは有り難いものですね。

皆さんも、相場から逃げ出さずに喰らいついて行きましょう。

今後も、米国での投資・退職金を取り巻く現状や、私が学んだ投資に関する豆知識などを情報発信していきます。

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2018年11月18日日曜日

長期投資の鉄則;買った値段は気にしない

ご無沙汰しております。

米国市場では、未だにCorrectionが続いています。私も(は)苦汁を飲まされております。

連続高配当株であるBTIで、ここまでコテンパンにしてやられるとは思っても見ませんでした。個別株は難しく、奥が深いです。

保有する個別株の上位2つが足を引っ張ってるなんて、恥ずかしい限りです。これらだけでPaper lossが$11,000を超えますから、全くお話になりませんね。。

でも私は諦めの悪い奴なので、簡単には逃げません。
NYCで現地採用されて、かれこれ10年以上の仕事を継続しているのも、夢を諦めなかったからです。

本来なら、おとなしく(退職金だけでなく)個人年金の方でも投信に投資をしていれば良いのでしょうが、それでは退屈で面白みがないので性に合いません。。

(インデックスブロガーの方々が、どうやってあんなに記事を量産できるのか不思議でなりません)

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さて今回は自分自身に言い聞かせるつもりで、日経新聞電子版からこんな記事を引用しました。



やはりプロの方の意見は参考になりますね。

私に参考になったものを列挙します(もちろん、全てですけど。。。)。

1.株価が下落したことだけで過度に悲観的になるのは誤りである。むしろ、株式を安く変えるチャンスがやってきたと喜べるくらいでありたい。

2.個人投資家は時間を使って待つことができる。

機関投資家は四半期毎に運用成績を厳しく問われるが、個人投資家はたっぷりある時間を使って株価上昇をじっと待つことができる。

3.買値にこだわり、含み損を必要以上に気にしたり、逆に利益確保のため売り急いだりするのはよくない。

4,長期投資の視点では、「いくらで買うか」は重要だが、「いくらで買ったか」は気にする必要はない。これを気にし始めると、冷静な投資判断ができなくなる恐れがある。

5.いったん投資を始めたら、自分のポジションから自由な視点で市場と向き合うことが鉄則である。
もし感情から自由になれないのであれば、「思考停止して余計なことは何もしない」のも最善の策であるかもしれない。

未来志向で行こうってことですね。そして、やはりDo nothingです。

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さて、私の今週の動向を報告します。

1) TCEHY 約$2000

2) BTI 約$2000

これらを買い増ししました。購入後もBTIは下落の一途であり、少々滅入ってます。。
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現状をまとめますと、、

1)米国版の退職金である403(b)は$301,883 でした(含み益の総額は今となっては不明ですが、給料天引き$18,500、職場からのMatching $12,000ほど、そして配当が年間を通して複利加算されます)。

― Blooomというロボアドと$9 /月で契約しており、2つの口座を約3ヶ月毎にリバランスしてもらっています。米国株、先進国株、新興国株、米国REIT、債券といった各種の投資信託ラインナップの中で、株式;債券=98:2と最もaggressiveに構成されています。

― 403(b)内での年間予想配当は$6,999です。

2)子供用の学費をNo Taxで運用できるNY529 college saving programは$59,226です(元金 $58,000)。
2017年初から始めて$1,226の含み益のみです。

― Growth stock index portfolio (VOOの投資信託版, 70%) >> Mid-cap stock index portfolio (30%)で運用中。
― 夫婦二人で$30,000/年まで資金投入可能。2018年度分は出資完了。
―$10,000まで税金控除可能。

3)Health Saving Account (HSA);VTSAX(=VTIの投資信託版)に$5,867あります。

―$490/月ずつの給料天引き($6,700/年)と、職場からのマッチング$1000/年が資金源です。

4)2017年1月からFidelityで運用する自分年金は$247,645(自分、家内、息子のRoth IRAを含む)でした。
2017年から始めて$12,245の含み益です。

― 自分年金内での年間予想配当は$11,621 /yr($968/month)になりました。
$12,000 /yr($1,000 /month)までもう少し!!

以上、運用総額は$614,621でした(これは上記1−4の総額のみであり、預金や不動産は含まれておりません)。

―合計した年間予想配当は$18,620です( $1,552/month )。
ありがたいことに、配当は少しずつ増えてゆくばかりです。

不安な時は、未来の配当予想額をボーツと眺めて、経年変化の棒グラフでも作成して、一人静かにニヤニヤして気を紛らわせましょう(キモっ)。


参考までに、自分年金のPortfolioは以下の通りです。





敗者の総括;

今回も、上記の個人年金における全ての含み損を成績順に発表します。
(数少ない)読者の方々にとって、「他人の不幸は蜜の味」ですよね、きっと。
今回も下落幅が大きく拡大したままです。
愚かな奴!と、笑ってやってください。
(とはいえ、数年内にこれらの負け犬が一つずつ含み益への圏外に消えていく日を密かに夢見ています。Buy and Hold !!!)

なお、今回も順位に変動がありました。
最下位争いは常に熾烈です(笑)。

ワースト4位; Tencent; TCEHY   -8.4%,  -$1,337

Q3の決算発表はなかなか良かったです。中国当局による規制を受けて、Gaming部門への依存度を徐々に下げ、他の部門で稼げるように見事に戦略を変更しています。
Rising Sunは間近と見ています。

ワースト3位;  AT & T ; T -13.7%,  -$4,216

永遠の不発弾Tは相変わらずの含み損です。
株式を始めてすぐに購入し始めたのが T でした。まさにタイミングを誤って購入しましたが、この過ちは長期保有と底値付近での追加購入により解決するしかありません。

しばらくは思考停止して、Do nothingで行きます。


ワースト2位;  Vector group;VGR    -14%,   -$939

タバコ会社とNYC不動産会社の二足のわらじを履くVGRが、まあまあ健闘しています。


ワースト1位;  British American Tobacco; BTI    -25.6%,   -$7,511

Brexitへの不透明感、およびMenthol味の規制というFDAの報告を受けて、大暴落の真っ最中です。米国での売上は全体の20%ほどなのに、現在のRSIも20台ですし、明らかに売られ過ぎです。

しばらくは思考停止して、Do nothingで行きます。11月20日の配当を格安でDRIPできるはずです。
少なくとも、7%を超えた配当を減配することはしないで欲しいですね。


―残り全ての銘柄は、どうにか含み益を維持しています。


どんなに不安定な時期でも、各社から配当金が入り再投資できるのは有り難いものですね。

皆さんも、相場から逃げ出さずに喰らいついて行きましょう。

今後も、米国での投資・退職金を取り巻く現状や、私が学んだ投資に関する豆知識などを情報発信していきます。

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2018年11月11日日曜日

What happens if you always invest at the worst times, when the market is highest??

ご無沙汰しております。

今回は「Kiplinger」というOnline Journalをご紹介します。
私は格安で月刊誌も購読していますが、Onlineでも似たような内容を入手できます。

Barron'sも好きですが、このKiplingerもチェックしています。

What happens if you always invest at the worst times, when the market is highest??

https://www.kiplinger.com/article/investing/T047-C032-S014-with-market-at-its-peak-should-you-wait-to-invest.html
(Kiplingerより引用)

Timing Marketは薦められたことではありません。常にBuy low & Sell highを可能にする者など、この世に存在しないはずだからです。

The world's worst market timerと称したBobを例にして、Timingを図るよりもMarketに居続けることの方がいかに大切かが教育的に示されています。


超要約すると、
Bobは1972年から2007年まで、タイミングを見計らって大枚を市場に投資してきましたが、その直後にあらゆる大暴落を経験し、コテンパンにやられてきました。

1972   $6000 初期投資

1973  50% loss due to stocks crash

1987  $46,000 追加投資

         34% loss due to stocks crash

1999  $68,000 追加投資

         50% loss due to stocks crash

2007  $64,000 追加投資

         52% loss due to stocks crash     

それでも我慢強く、総額$184,000を市場に預けたままにして2013年まで長期投資を続けました。そんな彼の資産はどうなったのでしょうか?

$1,100,000 ($1.1 Million) !!!

 世界で最悪のMarket timerとしてのBobですら、市場から逃げ出さずに40年間で、その資産を何倍にも増やすことができました。

結論として、
「時機を見計らってJunp inやJump outを繰り返すことよりも、市場に居続ける「時間」が大切だ」と締めくくっています。

It's about time in the market not market timing !!


いつも同じ結論ですが、勉強になりますね。。

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さて、私の今週の動向を報告します。

今週は下記を追加購入しました。MorningstarによるとMDTは4星、AMGNは3星の価格帯なので、比率を高めるためにも久々に追加しました。これらのように、株価が順調に伸びている個別株の買い増しは難しいと感じています。本来は分散投資の比率を一定にするように淡々と買い増しをすれば良いのでしょうが、安値で仕入れた手前、どうしてもValue価格に戻るのをいつまでも待ってしまう傾向にあります。。。

1) MDT 約$2000

2) AMGN 約$2000

TとBTIは、高配当を目掛けて底値付近を拾っておこうとの思いで、つまみ食いです。

3) T 約$1000

4) BTI 約$1000

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現状をまとめますと、、

1)米国版の退職金である403(b)は$304,302 でした(含み益の総額は今となっては不明ですが、給料天引き$18,500、職場からのMatching $12,000ほど、そして配当が年間を通して複利加算されます)。

― Blooomというロボアドと$9 /月で契約しており、2つの口座を約3ヶ月毎にリバランスしてもらっています。米国株、先進国株、新興国株、米国REIT、債券といった各種の投資信託ラインナップの中で、株式;債券=98:2と最もaggressiveに構成されています。

― 403(b)内での年間予想配当は$6,999です。

2)子供用の学費をNo Taxで運用できるNY529 college saving programは$60,373です(元金 $58,000)。
2017年初から始めて$2,373の含み益まで回復しました。

― Growth stock index portfolio (VOOの投資信託版, 70%) >> Mid-cap stock index portfolio (30%)で運用中。
― 夫婦二人で$30,000/年まで資金投入可能。2018年度分は出資完了。
―$10,000まで税金控除可能。

3)Health Saving Account (HSA);VTSAX(=VTIの投資信託版)に$5,941あります。

―$490/月ずつの給料天引き($6,700/年)と、職場からのマッチング$1000/年が資金源です。

4)2017年1月からFidelityで運用する自分年金は$252,330(自分、家内、息子のRoth IRAを含む)でした。
2017年から始めて$20,930の含み益です。

再び、少しずつ上昇を始めた模様です。

― 自分年金内での年間予想配当は$11,460 /yr($955/month)になりました。
$12,000 /yr($1,000 /month)までもう少し!!

以上、運用総額は$622,946でした(これは上記1−4の総額のみであり、預金や不動産は含まれておりません)。

―合計した年間予想配当は$18,459です( $1,538/month )。
ありがたいことに、配当は少しずつ増えてゆくばかりです。

不安な時は、未来の配当予想額をボーツと眺めて、経年変化の棒グラフでも作成して、一人静かにニヤニヤして気を紛らわせましょう(キモっ)。


参考までに、自分年金のPortfolioは以下の通りです。




敗者の総括;

今回も、上記の個人年金における全ての含み損を成績順に発表します。
(数少ない)読者の方々にとって、「他人の不幸は蜜の味」ですよね、きっと。
今回も下落幅が大きく拡大したままです。
愚かな奴!と、笑ってやってください。
(とはいえ、数年内にこれらの負け犬が一つずつ含み益への圏外に消えていく日を密かに夢見ています。Buy and Hold !!!)

なお、今回も順位に変動がありました。
最下位争いは常に激戦状態です(笑)。

ワースト4位; British American Tobacco; BTI    -11.4%,   -$3,118

ロンドン株式市場であるFTSE上位のRDSやBTIは未だに安値で放置されています。Brexitはいまだ不透明であり、Hard Brexitも視野に入っているせいですね。英国銘柄は今も仕込み時です。
とはいえ仮にこのままの株価なら、配当を全てDRIPしてもプラ転するまでに2年も要してしまいます。。。

金曜日の午後にWall Street JournalがFDAからのある情報を発信しました。
FDAがMentholのタバコを廃止する法案が現実味を帯びてきたとのことです。若者への急速な広がりを見せている、JUULを代表とする電子タバコへの規制に加えて、メンソール味のタバコを規制するかもしれないそうです。
これによって、相場終了直前にBTIとMOはそれぞれ急落しました。
またも別の暗雲が漂ってきました。はてさて、どうしたものでしょう。。。

ワースト3位;  AT & T ; T -12.6%,  -$3,866

永遠の不発弾Tは相変わらずの含み損です。
株式を始めてすぐに購入し始めたのが T でした。まさにタイミングを誤って購入しましたが、この過ちは長期保有と底値付近での追加購入により解決するしかありません。
仮にこのままの株価なら、配当を全てDRIPしてもプラ転するまでに2年も要してしまいます。。。

ワースト2位;  Vector group;VGR    -13.4%,   -$899

タバコ会社とNYC不動産会社の二足のわらじを履くVGRが、少しずつ上昇傾向にあります。未だにDead moneyと化していますが、どうやらU turnを始めたようです。

先日発表されたQ3の結果はまずまずでした。
EPS、Renenueともに予想を上回ったことが、株価上昇の原動力につながっています。


ワースト1位;  Tencent; TCEHY   -14.5%,  -$2,013

TCEHYがまた下落しました。
今月中旬に決算発表がありますが、最近はどの会社でも期待を少しでも下回ると大きく下落する傾向にあるので、どうなるか楽しみ半分、不安半分です。


―残り全ての銘柄は、どうにか含み益を維持しています。


どんなに不安定な時期でも、各社から配当金が入り再投資できるのは有り難いものですね。

皆さんも、相場から逃げ出さずに喰らいついて行きましょう。

今後も、米国での投資・退職金を取り巻く現状や、私が学んだ投資に関する豆知識などを情報発信していきます。

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2018年11月4日日曜日

Midterm advice; tune out politics, stick with stocks

御無沙汰しております。

今週もなかなか厳しい米国市場でした。Fear and Greed indexは未だに8のママです。

おおーっと、「まま」です。思わず、どこぞのママを想像してしまいました。

時々おかしな日本語変換にハマっている、親父ギャグの大好きなオッサンMです。



ところで、こちら米国では来週の中間選挙へ向けて色々な情報が飛び交っています。

我々、米国株投資家はどう身構えれば良いのでしょうか?

ちなみに私は、未だにビザ保有者で永住権すらありませんので、選挙権すらありません。



愛読しているBarron'sより、また引用します。

「Midterm advice; tune out politics, stick with stocks」

「中間選挙へ向けてのアドバイス;政治による影響は気にするな」


トランプ大統領が、10/30に次のようなTweetを発信しました。

「If you want your stocks to go down, I strongly suggest voting Democrat.」

つまりは、彼(共和党)と対峙する民主党に投票すると、君の保有する株価は下がりますよ。
(暗に、僕の共和党に投票すれば、君の保有株は上昇するぜ! 共和党に投票しよう!と示唆しています)

まあ、常に強気な「あの」彼らしいコメントですよね。

でも、彼のそんなメッセージには、歴史的な根拠が本当にあるのでしょうか?

ここで、Barron'sからのデータを掲載します。



これまでの選挙を振り返って、大統領、上院、下院、その後一日&一年間のS&P500変動が、青(民主党)、赤(共和党)、灰色(Split)で非常に分りやすく表示されています。



面白いことに、各々に何の関連も見られなかったようです。

よってトランプ大統領のTweetとは裏腹に、どんな選挙結果になっても株価変動は選挙の影響を受けなかったことがわかります。

。。。。
やっぱり、またもハッタリでしたか。。。

恐るべしトランプ。。。


最後に、記者は「選挙予想や結果を参考に売買をするな」と、読者に釘を差しています。


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さて、私の今週の動向を報告します。

仕事が多忙に付き、株式市場の動向にうつつを抜かす暇がありませんでした。

よって、購入履歴はなしです。

-------------------------

現状をまとめますと、、

1)米国版の退職金である403(b)は$301,113 でした(含み益の総額は今となっては不明ですが、給料天引き$18,500、職場からのMatching $12,000ほど、そして配当が年間を通して複利加算されます)。

― Blooomというロボアドと$9 /月で契約しており、2つの口座を約3ヶ月毎にリバランスしてもらっています。米国株、先進国株、新興国株、米国REIT、債券といった各種の投資信託ラインナップの中で、株式;債券=98:2と最もaggressiveに構成されています。

― 403(b)内での年間予想配当は$6,966です。

2)子供用の学費をNo Taxで運用できるNY529 college saving programは$59,454です(元金 $58,000)。
2017年初から始めて再び$1,454の含み益に転じました。

― Growth stock index portfolio (VOOの投資信託版, 70%) >> Mid-cap stock index portfolio (30%)で運用中。
― 夫婦二人で$30,000/年まで資金投入可能。2018年度分は出資完了。
―$10,000まで税金控除可能。

3)Health Saving Account (HSA);VTSAX(=VTIの投資信託版)に$5,851あります。

―$490/月ずつの給料天引き($6,700/年)と、職場からのマッチング$1000/年が資金源です。

4)2017年1月からFidelityで運用する自分年金は$243,515(自分、家内、息子のRoth IRAを含む)でした。
2017年から始めて$18,115の含み益です。
今シーズンの下落により頂点から$12,000ほどのpaper lossですが、ここは長期投資家として我慢です。
気にしない、キニシナイ、Kinishinai...

― 自分年金内での年間予想配当は$11,232 /yr($936/month)になりました。
 $12,000 /yr($1,000 /month)までもう少し!!

以上、運用総額は$609,933でした(これは上記1−4の総額のみであり、預金や不動産は含まれておりません)。

―合計した年間予想配当は$18,199です( $1,517/month )。
ありがたいことに、配当は少しずつ増えてゆくばかりです。

現在のようにシンドイ時は、未来の配当予想額をボーツと眺めて、経年変化の棒グラフでも作成して、一人静かにニヤニヤして気を紛らわせましょう(キモっ)。


参考までに、自分年金のPortfolioは以下の通りです。




敗者の総括;

今回も、上記の個人年金における全ての含み損を成績順に発表します。
(数少ない)読者の方々にとって、「他人の不幸は蜜の味」ですよね、きっと。
今回も下落幅が大きく拡大したままです。
愚かな奴!と、笑ってやってください。
(とはいえ、数年内にこれらの負け犬が一つずつ含み益への圏外に消えていく日を密かに夢見ています。Buy and Hold !!!)

なお、今回も順位に変動がありました。
最下位争いは激戦状態です(笑)。

ワースト4位; Tencent; TCEHY   -6.9%,  -$959

TCEHYがいつの間にか上昇してきました。
しばらく下降を続けて200日移動平行線に軽くタッチしたら、急に上昇気流に転じた模様です。今月中旬に決算発表がありますが、最近はどの会社でも期待を少しでも下回ると大きく下落する傾向にあるので、どうなるか楽しみ半分、不安半分です。


ワースト3位;  British American Tobacco; BTI    -7.9%,   -$2,105

ロンドン株式市場であるFTSE上位のRDSやBTIは未だに安値で放置されています。Brexitはいまだ不透明であり、Hard Brexitも視野に入っているせいですね。英国銘柄は今も仕込み時です。


ワースト2位;  AT & T ; T -13.4%,  -$4,014

永遠の不発弾Tは相変わらずの含み損ですが、11/1の配当($400)でメデタくDRIPとなり、含み損がわずかに減りました。
株式を始めてすぐに購入し始めたのが T でした。まさにタイミングを誤って購入しましたが、この過ちは長期保有と底値付近での追加購入により解決するしかありません。


ワースト1位;  Vector group;VGR    -20.4%,   -$1,369

タバコ会社とNYC不動産会社の二足のわらじを履くVGRが、微かに上昇傾向にあります。未だにDead moneyと化していますが、どうやらU turnを始めたようです。

Financial dataを見てみると、VGRのNet incomeは(少ないけれども)4%台後半を維持しており、Free cash flowも3年連続で増えていますから、世間からの「美人投票」は気にせずに、高配当が続く限りはHOLDで行きます。


―残り全ての銘柄は、どうにか含み益を維持しています。


どんなに不安定な時期でも、各社から配当金が入り再投資できるのは有り難いものですね。

皆さんも、相場から逃げ出さずに喰らいついて行きましょう。

今後も、米国での投資・退職金を取り巻く現状や、私が学んだ投資に関する豆知識などを情報発信していきます。

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