2019年7月28日日曜日

個人を特定して、その投資方法を攻撃するのはいかがなものか

今週も仕事が超多忙につき地獄のような数日間でしたが、無事に終えてホッとしております。リラックスして缶ビールを飲みながらの更新になります。


米国株ブログで最近トップに君臨された方が、ある特定の有名ブロガーを連日批判しているのを皆さんはどう思われますか?

私は全く賛成できません、というか理解できません。

例えるなら、小さな犬が大きな犬に向かって激昂しているようにしか見えません。

まあ、そうすることでクリック数を稼ぐという意味ではプロのブロガー同士なのでしょう。
その大型犬(失礼)も過去に特定の投資家を批判していた経緯はあるものの、彼も大人になったのかその攻撃性は軟化していますよね。私も彼のブログからは沢山のことを学んでいます。

投資家には各々の投資方針があり、歴史的に各種の投資方法も提唱されています。
今はGrowth Stocksが大流行ですが、株式だけでなく債券を混ぜてRecession時のクッション代わりにしたり、Value StocksやDividend StocksをメインにしてVolatilityを軽減する方法や、Index Fundsをメインにして個別株をサテライトとして運用する方法もあります。

もちろん、VOO、IVVやVTI、ITOTに投資していれば米国市場の平均を誰もが享受できますが、それだって年齢やリスク許容度によってBondやREITなどをportfolioに加えて、Stock : Bond = 60:40や80:20 にしたりするわけです。
個人のリスク許容度によって、様々な商品を適宜配分するのは自由であるはずです。

そもそも大型の米国株への長期投資を提唱している時点で王道を行っているものと思われますが、皆さんは上記をどう受け止めておられるのか興味津々です。




先日ランニングしていた時の、写真を一枚。


ダウンタウンにそびえ立つ、One World Center(中央)とOculus(左)です。
911で甚大な損害を受けた地域は、既に再開発がほぼ終了しつつあります。
この辺りは沢山の観光客で常に賑わっていますね。

-------------------------------

今週の動向を報告します。

1)NRZより配当を$165.46、MDTより$83.49を頂き、それぞれ全自動でDRIPされていきました。

手数料の値下げ競争をしている日本の証券会社でも、DRIPを一日でも早く導入して欲しいですね。配当再投資のタイミングや手数料を考える必要がありませんので、Stress freeです。

2)買い出しもありません。仕事に忙殺されておりました。

2017年に株式投資を始めた当初は”常に”株価をチェックしていましたが、それも懐かしい過去になりつつあります。
少しは成長したかな。。

-------------------------------
現状をまとめますと、、

1)No taxで運用できる米国版の退職金の403(b)は$353,488 でした (2009年12月から積み立て開始)。

― 含み益の総額は今となっては不明ですが、給料天引き$19,000、職場からのMatching $12,000、そして配当が年間を通して複利加算されます。
― 2019年より限度額が増えて、合計$19,000を税金控除して入金可能です。

― 米国株、先進国株、新興国株、債券といった各種のIndex Fundsでvery aggressiveに配分しています。

― 403(b)内での年間予想配当は$7,563です。


2)子供用の学費をNo Taxで運用できるNY529 college saving programは$80,146です(元金 $68,000)。

― 2017年初から始めて黒字を維持しています。

― Growth stock index portfolio (80%, 恐らくVTSAX) 、 Mid-cap stock index portfolio (20%)で運用中。
― 夫婦二人で最大$30,000/年の資金投入可能。2019年度分として更に$20,000を追加出資予定。
―$10,000/年の税金控除可能。

3)Health Saving Account (HSA);Cashが$11,324あります。

― 毎月の給料天引き($6,000/年)と、職場からのMatching $1000/年が資金源です。
― 403bと同様に、限度額が増額されました。

いつでも全額を投資可能になりましたが、秋口にでもVTSAXに一括投資します。


4)Vanguard New York Municipal Money Market Fund (VYFXX)に、$40,122あります(元金$40,000)。
このFundの売却益にはTaxを課せられますが、利子に対してはNY residentsのみNO Federal & State Taxです。
Liquidityも高いようなので、将来の資金用として確保しておきます。

5)2017年1月からFidelityで運用する自分年金は$338,316(自分、家内、息子のRoth IRAを含む)でした。

― 2017年初から少しずつ始めて、現在は$35,316の含み益です(+11.66%)。

― 自分年金内での年間予想配当は$15,790 /yr  ($1,316 /month)になりました。
―――――――――― 次の目標は$16,800 /yr  ($1,400 /month)です。


以上、運用総額は$823,396でした(これは上記1―5の総額のみであり、預金や不動産は含まれておりません)。

―合計した年間予想配当は$23,353  ($1,946/month)です。
―――――――次の目標は$24,000  ($2,000 /month)です。

Capital gainには四季のように増減が付き物ですが、ありがたいことにIncome gainは少しずつ増えてゆくばかりです。

不安な時は、未来の配当予想額をボーツと眺めて、さらに経年変化の棒グラフでも作成して、一人静かにニヤニヤして気を紛らわせましょう。自分年金を始めてから3年経過したらやってみるつもりです。

参考までに、自分年金のPortfolioは以下の通りです。

配分上位の3銘柄は今も含み損ですが、逆張り投資で遅い春の訪れを待ちつつ、このまま耐え忍びます。。。


参考までに、下表は総リスク資産の俯瞰図となります。
Index Fundsを本丸にして、個別株をサテライトとして運用しています。


さて、、、と。

懺悔室へようこそ!!

今回も上記の自分年金における、-$1,000以上の含み損を成績順に発表します。

数少ない読者の方々にとって、「他人の不幸は蜜の味」ですよね。
今回も下落幅が大きく拡大したままです。
愚かな奴ww !!!と、笑ってやってください。

でも、数年内にこれらの負け犬が一つずつ含み益へと圏外に消えていく日を密かに夢見ています。Buy and Hold !!!

遠い将来に浮上してくれれば、現在のPaper lossは気になりません。
(成長したな、、オッサンKよ、、、)。

実は下記のワースト上位の企業は、いずれも他社を合併して多額の負債を抱えている点で共通しており、株価低迷の大きな原因を占めています。いわゆるGrowing Painというヤツです。Cash Flowが安定していれば、長期的に見て「良い負債」だと思いますけどね。


ワースト圏外1:Abbie: ABBV -10.8%,  -$872 

買収先のAGNを今のうちに購入して、買収終了後にABBVを格安でGetする方法もあることを最近学びました。
実行する勇気があるかどうかは別ですけどね。
もうすぐ応援買いに出動します。


ワースト圏外2:  AT & T:  T -0.4%,  -$144

あのAT&Tが、グッと株価を上げてきました。
まずは、T-MobileとSprintの合併許可の発表により、価格競争が軽減されてProfit marginが増えるであろうと市場に好感されたようです。

そして先日のQ2決算をもって、予想されていたよりも上々の結果と受け止められたことも株価上昇に寄与しているようです。

来週の配当を待ちましょう。
それをDRIPすれば、圏外からもオサラバできるかもしれません。
「いやー、長い道のりだったなーっ」て、安心するのはまだ早計か。。


----------------------------------------------------------------------------------------------------------

ワースト3位: CVS Health Corporation:  CVS -8.0%,  -$2,675

CVSがAetnaとの合併に関してJudgeからの聴取を受けるとのことで、下落しています。
CVSのFair Valueは$80-96ですから、かなりのUndervaluedです。
CVSは未だに出血大セールの真っ最中です。

買収したAetnaの売上が計上されれば株価はグンと上昇するはずですが、未だ審判の最中であること、増配再開は2021年以降であると既に発表されていることから、あと数年先になりそうです。
もうすぐ応援買いに出動します。


ワースト2位:  British American Tobacco:  BTI -11.6%,  -$4,495

FDAがMenthol味のタバコを禁止するかもしれないこと、MOのJUULへの強い風当たり、世界中の喫煙人口が漸減していくとの予測により下落したままです。
とはいえ、こちらNYCでは喫煙人口が減っているような全く印象はありません。

7月24日にJohnson氏が予想通り首相になり、その時点で相場は荒れると踏んでいたのですが、予想は外れました。どうやら”株価に織り込み済み”という奴だったのかもしれません。
でも10月末にはHard Brexitにより株価低迷の嵐がEUからやってくると思いますが、どうでしょうか?
応援買いに出動するには、もう少し我慢です。
まずは来月の配当を待ちましょう。


ワースト1位:  Vector group:  VGR    -24.1%,   -$1,619

タバコ会社とNYC不動産会社の二足のわらじを履くVGRが依然としてトップに君臨しています。BTIなどと同様に、たばこ会社にはかなりの逆風が吹いています。
Roth IRA内での投資ゆえに損出しもできず、VGRからの配当を自動再投資(DRIP)するだけのDo nothingです。
現在の配当は高すぎて借金により配当を出しているようなBalance Sheetなので、減配の可能性が心配であり応援買いも難しい状況です。

ところが、突然のニュースにより株価がなんと16%も上昇しました。
VGRがS&P Small Cap 600に新規加入されたというのです!
各種のIndex Fundなどによる新規購入により、良い意味での突風に煽られています。
まあ、また下落するかもしれませんけどね。。


どんなに不安定な時期でも、各社から配当金が入り再投資できるのは有り難いものですね。

長期投資を念頭に置き、皆さんも相場から逃げ出さずに喰らいついて行きましょう。


<過去の名言集:各HPへとリンクしてあります>

‐‐ 下記の記事が、埋もれずに人気記事として右上に表示されて欲しいという願いを込めて。
(私の過去の投資成績なんて、ある意味どうでもいいんです。買うだけですから。)


Do nothing is the best way going forward. by Fidelity investments


Don't jump out from your ship! Get invested, stay invested. by J.P.Morgan


Keep investing, no matter how frightened you are !! by John Bogle (故: "Saint Jack") @ Vanguard 


If you want good investment performance, forget you have the account. by Fidelity investments


It's about time in the market not market timing. by Kiplinger


個人投資家1.3万人の調査結果 by 日経新聞


長期投資の鉄則;買った値段は気にしない by 苦瓜達郎 氏

株は上質なギャンブルである by 外山滋比古 氏

今後も、米国での投資・退職金を取り巻く現状や、私が学んだ投資に関する豆知識などを情報発信していきます。

モチベーション維持のためにも、訪問ついでにポチッとお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

米国株ランキング

2019年7月22日月曜日

2019年7月第3週の運用総額は、、、。

今週は仕事が超多忙につき、地獄のような一週間に引き続いた週末当番を終えてホッとしています。

ちなみに今週末のNYCは酷暑に見舞われています。
最高気温35度と、東南アジア並に暑いです。

なお、NYC地下鉄のホームはもっと暑いので、超危険レベルです。
電車を待っているだけなのに、サウナ地獄のような暑さで辟易しています。


先週末にランニングしていた時の、写真を一枚。

マンハッタン南端から、自由の女神を遠くに眺められる構図です。
写真中央に一応は見えますね、あのStatue of Libertyが。。

-------------------------------

今週の動向を報告します。

1)配当の報告はありません。

2)買い出しもありません。仕事に忙殺されておりました。

-------------------------------
現状をまとめますと、、

1)No taxで運用できる米国版の退職金の403(b)は$349,648 でした (2009年12月から積み立て開始)。

― 含み益の総額は今となっては不明ですが、給料天引き$19,000、職場からのMatching $12,000、そして配当が年間を通して複利加算されます。
― 2019年より限度額が増えて、合計$19,000を税金控除して入金可能です。

― 米国株、先進国株、新興国株、債券といった各種のIndex Fundsでvery aggressiveに配分しています。

― 403(b)内での年間予想配当は$7,563です。


2)子供用の学費をNo Taxで運用できるNY529 college saving programは$78,636です(元金 $68,000)。

― 2017年初から始めて黒字を維持しています。

― Growth stock index portfolio (80%, 恐らくVTSAX) 、 Mid-cap stock index portfolio (20%)で運用中。
― 夫婦二人で最大$30,000/年の資金投入可能。2019年度分として更に$20,000を追加出資予定。
―$10,000/年の税金控除可能。

3)Health Saving Account (HSA);Cashが$11,324あります。

― 毎月の給料天引き($6,000/年)と、職場からのMatching $1000/年が資金源です。
― 403bと同様に、限度額が増額されました。

いつでも全額を投資可能になりましたが、秋口にでもVTSAXに一括投資します。


4)Vanguard New York Municipal Money Market Fund (VYFXX)に、$40,122あります(元金$40,000)。
このFundの売却益にはTaxを課せられますが、利子に対してはNY residentsのみNO Federal & State Taxです。
Liquidityも高いようなので、将来の資金用として確保しておきます。

5)2017年1月からFidelityで運用する自分年金は$336,801(自分、家内、息子のRoth IRAを含む)でした。

― 2017年初から始めて$33,801の含み益です(+11.16%)。

― 自分年金内での年間予想配当は$15,767 /yr  ($1,314 /month)になりました。
―――――――――― 次の目標は$16,800 /yr  ($1,400 /month)です。


以上、運用総額は$816,531でした(これは上記1―5の総額のみであり、預金や不動産は含まれておりません)。

―合計した年間予想配当は$23,330  ($1,944/month)です。
―――――――次の目標は$24,000  ($2,000 /month)です。

Capital gainには四季のように増減が付き物ですが、ありがたいことにIncome gainは少しずつ増えてゆくばかりです。

不安な時は、未来の配当予想額をボーツと眺めて、さらに経年変化の棒グラフでも作成して、一人静かにニヤニヤして気を紛らわせましょう。自分年金を始めてから3年経過したらやってみるつもりです。

参考までに、自分年金のPortfolioは以下の通りです。

配分上位の3銘柄は今も含み損ですが、逆張り投資で遅い春の訪れを待ちつつ、このまま耐え忍びます。。。



さて、、、と。

懺悔室へようこそ!!

今回も上記の自分年金における、-$1,000以上の含み損を成績順に発表します。

数少ない読者の方々にとって、「他人の不幸は蜜の味」ですよね。
今回も下落幅が大きく拡大したままです。
愚かな奴ww !!!と、笑ってやってください。

でも、数年内にこれらの負け犬が一つずつ含み益へと圏外に消えていく日を密かに夢見ています。Buy and Hold !!!

遠い将来に浮上してくれれば、現在のPaper lossは気になりません。
(成長したな、、オッサンKよ、、、)。

実は下記のワースト 2-5位の企業は、いずれも他社を合併して多額の負債を抱えている点で共通しており、株価低迷の大きな原因を占めています。いわゆるGrowing Painというヤツです。Cash Flowが安定していれば、長期的に見て「良い負債」だと思いますけどね。


ワースト圏外:Abbie: ABBV -9.8%,  -$790 

買収先のAGNを今のうちに購入して、買収終了後にABBVを格安でGetする方法もあることを最近学びました。
実行する勇気があるかどうかは別ですけどね。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------

ワースト4位:  AT & T:  T -4.3%,  -$1,521

あっという間にワースト圏内に返り咲きました。残念!!
来月の配当を待ちましょう。



ワースト3位: CVS Health Corporation:  CVS -7.4%,  -$2,456

CVSがAetnaとの合併に関してJudgeからの聴取を受けるとのことで、下落しています。
CVSのFair Valueは$80-96ですから、かなりのUndervaluedです。
CVSは未だに出血大セールの真っ最中です。

買収したAetnaの売上が計上されれば株価はグンと上昇するはずですが、未だ審判の最中であること、増配再開は2021年以降であると既に発表されていることから、あと数年先になりそうです。
もうじき応援買いに出動します。


ワースト2位:  British American Tobacco:  BTI -8.9%,  -$3,450

FDAがMenthol味のタバコを禁止するかもしれないこと、MOのJUULへの強い風当たり、世界中の喫煙人口が漸減していくとの予測により下落したままです。
とはいえ、こちらNYCでは喫煙人口が減っているような全く印象はありません。Vape smokeやJUULも頻繁に見かけますし。トロントでも沢山の喫煙者に路上で遭遇しました。

メイ首相が辞任したため強硬派の台頭を許し、Hard Brexitの可能性が強くなってきました。Johnson氏がこの勢いで首相になると、合意なきEU離脱が秋にも実現してしまいます。
10月末には株価低迷の嵐がEUからやってくることでしょう。
もっとも、7月24日には選挙結果が出るので、その時点で相場は荒れるかもしれませんね。
応援買いに出動するには、もう少し我慢です。
来月の配当を待ちましょう。


ワースト1位:  Vector group:  VGR    -35.1%,   -$2,355

タバコ会社とNYC不動産会社の二足のわらじを履くVGRが依然としてトップに君臨しています。BTIなどと同様に、たばこ会社にはかなりの逆風が吹いています。
Roth IRA内での投資ゆえに損出しもできず、VGRからの配当を自動再投資(DRIP)するだけのDo nothingです。
現在の配当は16-17%台ですから高すぎて、減配の可能性が心配であり、応援買いも難しい状況です。


どんなに不安定な時期でも、各社から配当金が入り再投資できるのは有り難いものですね。

長期投資を念頭に置き、皆さんも相場から逃げ出さずに喰らいついて行きましょう。


<過去の名言集:各HPへとリンクしてあります>

‐‐ 下記の記事が、埋もれずに人気記事として右上に表示されて欲しいという願いを込めて。
(私の過去の投資成績なんて、ある意味どうでもいいんです。買うだけですから。)


Do nothing is the best way going forward. by Fidelity investments


Don't jump out from your ship! Get invested, stay invested. by J.P.Morgan


Keep investing, no matter how frightened you are !! by John Bogle (故: "Saint Jack") @ Vanguard 


If you want good investment performance, forget you have the account. by Fidelity investments


It's about time in the market not market timing. by Kiplinger


個人投資家1.3万人の調査結果 by 日経新聞


長期投資の鉄則;買った値段は気にしない by 苦瓜達郎 氏

株は上質なギャンブルである by 外山滋比古 氏

今後も、米国での投資・退職金を取り巻く現状や、私が学んだ投資に関する豆知識などを情報発信していきます。

モチベーション維持のためにも、訪問ついでにポチッとお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

米国株ランキング

2019年7月14日日曜日

2019年7月第2週の運用総額は、、、。

無事にNYCに戻ってきました。
何度やっても、ビザの更新には多大な労力を要します。

同時進行しているGreen card申請は無事に進行しているようなので、これで最後の更新になるはずです。

そして、大慌てでNY運転免許証の更新にも行ってきました。

若干時間が戻りますが、6月末にLBGT Pride MarchがNYCで行われました。その際の、NY証券取引所NYSEも、下の写真のようになっていました。

右端の旗が、様々な色を含むLGBTの象徴です。


NY stateでは2,011年よりsame-sex marriageが合法ですので、街のあちこちでそれらしき人々を頻繁に見かけます。
先月末は特に多くのカップルなどがパレードに合わせてNYCに馳せ参じているようでした。
たまに、目も当てられない様な格好の方もいて、目のやり場に困りました。。

自由を謳歌するお国柄のようです。

先日World Cupで優勝した米国女子サッカーの得点王もGayであることを公言しており、痛烈なトランプ批判を繰り広げていましたね。

-------------------------------

今週の動向を報告します。

1)配当の報告です。
PMより$287.27、MOより$60.87、VTRより$22.76、Oより$16.34、APTSより$78.04を頂き、全自動でDRIPされました。

2)A級のMall REITであるSPGが1ヶ月以上、200日移動平行線付近の低値で落ち着いているので、今月末の決算を待たずに応援買いに出動しました。トロントで立ち寄ったSPGのMallでは駐車場を見つけるのが困難であるほどの盛況ぶりでしたので、Amazon effectsへの不安は過剰であると思われます。

以前Roth Conversionした資金を利用して、私と家内のRoth IRA内でSPGを$3,000x2=$6,000ほど購入しました。

-------------------------------
現状をまとめますと、、

1)No taxで運用できる米国版の退職金の403(b)は$351,706 でした (2009年12月から積み立て開始)。

― 含み益の総額は今となっては不明ですが、給料天引き$19,000、職場からのMatching $12,000、そして配当が年間を通して複利加算されます。
― 2019年より限度額が増えて、合計$19,000を税金控除して入金可能です。

― 米国株、先進国株、新興国株、債券といった各種のIndex Fundsでvery aggressiveに配分しています。

― 403(b)内での年間予想配当は$7,547です。


2)子供用の学費をNo Taxで運用できるNY529 college saving programは$79,625です(元金 $68,000)。

― 2017年初から始めて黒字を維持しています。

― Growth stock index portfolio (80%, 恐らくVTSAX) 、 Mid-cap stock index portfolio (20%)で運用中。
― 夫婦二人で最大$30,000/年の資金投入可能。2019年度分として更に$20,000を追加出資予定。
―$10,000/年の税金控除可能。

3)Health Saving Account (HSA);Cashが$11,074あります。

― 毎月の給料天引き($6,000/年)と、職場からのMatching $1000/年が資金源です。
― 403bと同様に、限度額が増額されました。

いつでも全額を投資可能になりましたが、秋口にでもVTSAXに一括投資します。


4)Vanguard New York Municipal Money Market Fund (VYFXX)に、$40,122あります(元金$40,000)。
このFundの売却益にはTaxを課せられますが、利子に対してはNY residentsのみNO Federal & State Taxです。
Liquidityも高いようなので、将来の資金用として確保しておきます。

5)2017年1月からFidelityで運用する自分年金は$335,794(自分、家内、息子のRoth IRAを含む)でした。

― 2017年初から始めて$32,794の含み益です(+10.82%)。

― 自分年金内での年間予想配当は$15,767 /yr  ($1,314 /month)になりました。
―――――――――― 次の目標は$16,800 /yr  ($1,400 /month)です。


以上、運用総額は$818,321でした(これは上記1―5の総額のみであり、預金や不動産は含まれておりません)。

―合計した年間予想配当は$23,314   ($1,943/month)です。
―――――――次の目標は$24,000  ($2,000 /month)です。

Capital gainには四季のように増減が付き物ですが、ありがたいことにIncome gainは少しずつ増えてゆくばかりです。

不安な時は、未来の配当予想額をボーツと眺めて、さらに経年変化の棒グラフでも作成して、一人静かにニヤニヤして気を紛らわせましょう。自分年金を始めてから3年経過したらやってみるつもりです。

参考までに、自分年金のPortfolioは以下の通りです。

配分上位の3銘柄は今も含み損ですが、逆張り投資で遅い春の訪れを待ちつつ、このまま耐え忍びます。。。



さて、、、と。

懺悔室へようこそ!!

今回も上記の自分年金における、-$1,000以上の含み損を成績順に発表します。

数少ない読者の方々にとって、「他人の不幸は蜜の味」ですよね。
今回も下落幅が大きく拡大したままです。
愚かな奴ww !!!と、笑ってやってください。

でも、数年内にこれらの負け犬が一つずつ含み益へと圏外に消えていく日を密かに夢見ています。Buy and Hold !!!

遠い将来に浮上してくれれば、現在のPaper lossは気になりません。
(成長したな、、オッサンKよ、、、)。

実は下記のワースト 2-5位の企業は、いずれも他社を合併して多額の負債を抱えている点で共通しており、株価低迷の大きな原因を占めています。いわゆるGrowing Painというヤツです。Cash Flowが安定していれば、長期的に見て「良い負債」だと思いますけどね。


ワースト圏外 その1:  AT & T:  T -1.8%,  -$650
(8月の配当をDRIPすれば、圏外からも脱却できそうです。)


ワースト圏外 その2:Abbie: ABBV -7.5%,  -$606 

AGN買収騒動の後で、かつEx-dividend day直後なので、こんなものでしょう
買収先のAGNを今のうちに購入して、買収終了後にABBVを格安でGetする方法もあることを最近学びました。
実行する勇気があるかどうかは別ですけどね。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------


ワースト3位: CVS Health Corporation:  CVS -4.7%,  -$1,575

CVSがAetnaとの合併に関してJudgeからの聴取を受けるとのことで、下落しています。
CVSのFair Valueは$80-96ですから、かなりのUndervaluedです。
CVSは未だに出血大セールの真っ最中です。

買収したAetnaの売上が計上されれば株価はグンと上昇するはずですが、未だ審判の最中であること、増配再開は2021年以降であると既に発表されていることから、あと数年先になりそうです。


ワースト2位:  British American Tobacco:  BTI -13.9%,  -$5,402

FDAがMenthol味のタバコを禁止するかもしれないこと、MOのJUULへの強い風当たり、世界中の喫煙人口が漸減していくとの予測により下落したままです。
とはいえ、こちらNYCでは喫煙人口が減っているような全く印象はありません。Vape smokeやJUULも頻繁に見かけますし。トロントでも沢山の喫煙者に路上で遭遇しました。

メイ首相が辞任したため強硬派の台頭を許し、Hard Brexitの可能性が強くなってきました。Johnson氏がこの勢いで首相になると、合意なきEU離脱が秋にも実現してしまいます。
10月末には株価低迷の嵐がEUからやってくることでしょう。
もっとも、7月24日には選挙結果が出るので、その時点で相場は荒れるかもしれませんね。
応援買いに出動するには、もう少し我慢です。


ワースト1位:  Vector group:  VGR    -34.7%,   -$2,332

タバコ会社とNYC不動産会社の二足のわらじを履くVGRが依然としてトップに君臨しています。BTIなどと同様に、たばこ会社にはかなりの逆風が吹いています。
Roth IRA内での投資ゆえに損出しもできず、VGRからの配当を自動再投資(DRIP)するだけのDo nothingです。
現在の配当は16-17%台ですから高すぎて心配であり、応援買いも難しい展開です。


どんなに不安定な時期でも、各社から配当金が入り再投資できるのは有り難いものですね。

長期投資を念頭に置き、皆さんも相場から逃げ出さずに喰らいついて行きましょう。


<過去の名言集:各HPへとリンクしてあります>

‐‐ 下記の記事が、埋もれずに人気記事として右上に表示されて欲しいという願いを込めて。
(私の過去の投資成績なんて、ある意味どうでもいいんです。買うだけですから。)


Do nothing is the best way going forward. by Fidelity investments


Don't jump out from your ship! Get invested, stay invested. by J.P.Morgan


Keep investing, no matter how frightened you are !! by John Bogle (故: "Saint Jack") @ Vanguard 


If you want good investment performance, forget you have the account. by Fidelity investments


It's about time in the market not market timing. by Kiplinger


個人投資家1.3万人の調査結果 by 日経新聞


長期投資の鉄則;買った値段は気にしない by 苦瓜達郎 氏

株は上質なギャンブルである by 外山滋比古 氏

今後も、米国での投資・退職金を取り巻く現状や、私が学んだ投資に関する豆知識などを情報発信していきます。

モチベーション維持のためにも、訪問ついでにポチッとお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

米国株ランキング

2019年7月7日日曜日

トロントからの更新です( Tがプラ転しました!)

今週は、カナダのトロントからブログを更新しています。

最後になるであろう米国ビザの更新のために、NYCからトロントに車で9時間ほどかけてやって来ました。
火曜日に米国大使館で面接を受けて、金曜日にパスポートを受け取れると期待していたのですが、残念ながら来週の月曜になってしまいました。
仕方なく、トロント郊外の安いホテルに家族で延泊しつつ滞在しています。
ナイアガラの滝とダウンタウンへの観光には行きましたが、さほど観光らしいことはしておりません。。



これがNiagara Fallsです。
左がアメリカ滝、右がカナダ滝です。

中央と右側に写っているのは観光客を多数乗せた客船ですから、滝の大きさがよく対比されていることと思います。


ちなみに、カナダの夏も日本並みに「暑い」です!!
地球温暖化の影響を肌で感じています。
子どもたちが大きくなる頃の地球はどうなってしまうのか非常に不安です。。。

-------------------------------

今週の動向を報告します。

配当受け取りも、新規購入もありません。

近頃の相場は気持ち悪いくらいの上げ相場なので、余力を蓄えつつ傍観しております。


------------------------------

現状をまとめますと、、

1)No taxで運用できる米国版の退職金の403(b)は$350,987 でした (2009年12月から積み立て開始)。

― 含み益の総額は今となっては不明ですが、給料天引き$19,000、職場からのMatching $12,000、そして配当が年間を通して複利加算されます。
― 2019年より限度額が増えて、合計$19,000を税金控除して入金可能です。

― 米国株、先進国株、新興国株、債券といった各種のIndex Fundsでvery aggressiveに配分しています。

― 403(b)内での年間予想配当は$7,547です。


2)子供用の学費をNo Taxで運用できるNY529 college saving programは$78,727です(元金 $68,000)。

― 2017年初から始めて黒字を維持しています。

― Growth stock index portfolio (80%, 恐らくVTSAX) 、 Mid-cap stock index portfolio (20%)で運用中。
― 夫婦二人で最大$30,000/年の資金投入可能。2019年度分として更に$20,000を追加出資予定。
―$10,000/年の税金控除可能。

3)Health Saving Account (HSA);Cashが$11,074あります。

― 毎月の給料天引き($6,000/年)と、職場からのMatching $1000/年が資金源です。
― 403bと同様に、限度額が増額されました。

いつでも全額を投資可能になりましたが、秋口にでもVTSAXに一括投資します。


4)Vanguard New York Municipal Money Market Fund (VYFXX)に、$40,122あります(元金$40,000)。
このFundの売却益にはTaxを課せられますが、利子に対してはNY residentsのみNO Federal & State Taxです。
Liquidityも高いようなので、緊急資金用として確保しておきます。

5)2017年1月からFidelityで運用する自分年金は$335,330(自分、家内、息子のRoth IRAを含む)でした。

― 2017年初から始めて$32,330の含み益です(+10.67%)。

― 自分年金内での年間予想配当は$15,430 /yr  ($1,286 /month)になりました。
―――――――――― 次の目標は$15,600 /yr  ($1,300 /month)です。


以上、運用総額は$816,240でした(これは上記1―5の総額のみであり、預金や不動産は含まれておりません)。

―合計した年間予想配当は$22,977   ($1,915/month)です。
―――――――次の目標は$24,000  ($2,000 /month)です。

Capital gainには四季のように増減が付き物ですが、ありがたいことにIncome gainは少しずつ増えてゆくばかりです。

不安な時は、未来の配当予想額をボーツと眺めて、さらに経年変化の棒グラフでも作成して、一人静かにニヤニヤして気を紛らわせましょう。自分年金を始めてから3年経過したらやってみるつもりです。

参考までに、自分年金のPortfolioは以下の通りです。

配分上位の2銘柄は今も含み損ですが、逆張り投資で遅い春の訪れを待ちつつ、このまま耐え忍びます。。。



さて、、、と。

懺悔室へようこそ!!

今回も上記の自分年金における、-$1,000以上の含み損を成績順に発表します。

数少ない読者の方々にとって、「他人の不幸は蜜の味」ですよね。
今回も下落幅が大きく拡大したままです。
愚かな奴ww !!!と、笑ってやってください。

でも、数年内にこれらの負け犬が一つずつ含み益へと圏外に消えていく日を密かに夢見ています。Buy and Hold !!!

遠い将来に浮上してくれれば、現在のPaper lossは気になりません。
(成長したな、、オッサンKよ、、、)。

実は下記のワースト 2−4位の企業は、いずれも他社を合併して多額の負債を抱えている点で共通しており、株価低迷の大きな原因を占めています。いわゆるGrowing Painというヤツです。Cash Flowが安定していれば、長期的に見て「良い負債」だと思いますけどね。


ワースト圏外:  AT & T:  T +0.2%,  +$8

株式を始めてすぐに購入し始めたのが T でした。まさにタイミングを誤って購入しましたが、この過ちは長期保有、配当再投資と底値付近での追加購入により解決するしかありません。

MorningStarによるとTのFair Valueは$37らしいので、まだまだUndervaluedです。
Warner Mediaが月に$17ほどのStreaming Serviceを展開する予定であると報じられて、市場に好意的に受け止められています。
Telecom会社は米中貿易戦争に無関係とも考えられ、Value stockとしてようやく日の目を見ようとしています。
金曜日に$34を超えたので、ようやくプラ転しました!!
(一時的かもしれませんけどね。。)

----------------------------------------------------------------------------------------------------------


ワースト3位: CVS Health Corporation:  CVS -8.0%,  -$2,658

CVSがAetnaとの合併に関してJudgeからの聴取を受けるとのことで、再び下落しています。
CVSのFair Valueは$80-96ですから、かなりのUndervaluedです。
CVSは未だに出血大セールの真っ最中です。

買収したAetnaの売上が計上されれば株価はグンと上昇するはずですが、審判の最中ですからしばらく先になりそうです。



ワースト2位:  British American Tobacco:  BTI -11.0%,  -$4,275

FDAがMenthol味のタバコを禁止するかもしれないこと、MOのJUULへの強い風当たり、世界中の喫煙人口が漸減していくとの予測により下落したままです。
とはいえ、こちらNYCでは喫煙人口が減っているような全く印象はありません。JUULも頻繁に見かけますし。

メイ首相が辞任したため強硬派の台頭を許し、Hard Brexitの可能性が強くなってきました。Johnson氏がこの勢いで首相になると、合意なきEU離脱が秋にも実現してしまいます。
10月末には株価低迷の嵐がEUからやってくることでしょう。
もっとも、7月24日には選挙結果が出るので、その時点で相場は荒れるかもしれませんね。


ワースト1位:  Vector group:  VGR    -33.7%,   -$2,264

タバコ会社とNYC不動産会社の二足のわらじを履くVGRが依然としてトップに君臨しています。BTIなどと同様に、たばこ会社にはかなりの逆風が吹いています。
Roth IRA内での投資ゆえに損出しもできず、VGRからの配当を自動再投資(DRIP)するだけのDo nothingです。
現在の配当は16%台ですから高すぎて心配であり、応援買いも難しい展開です。


どんなに不安定な時期でも、各社から配当金が入り再投資できるのは有り難いものですね。

長期投資を念頭に置き、皆さんも相場から逃げ出さずに喰らいついて行きましょう。


<過去の名言集:各HPへとリンクしてあります>

‐‐ 下記の記事が、埋もれずに人気記事として右上に表示されて欲しいという願いを込めて。
(私の過去の投資成績なんて、ある意味どうでもいいんです。買うだけですから。)


Do nothing is the best way going forward. by Fidelity investments


Don't jump out from your ship! Get invested, stay invested. by J.P.Morgan


Keep investing, no matter how frightened you are !! by John Bogle (故: "Saint Jack") @ Vanguard 


If you want good investment performance, forget you have the account. by Fidelity investments


It's about time in the market not market timing. by Kiplinger


個人投資家1.3万人の調査結果 by 日経新聞


長期投資の鉄則;買った値段は気にしない by 苦瓜達郎 氏

株は上質なギャンブルである by 外山滋比古 氏

今後も、米国での投資・退職金を取り巻く現状や、私が学んだ投資に関する豆知識などを情報発信していきます。

モチベーション維持のためにも、訪問ついでにポチッとお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

米国株ランキング