2018年11月18日日曜日

長期投資の鉄則;買った値段は気にしない

ご無沙汰しております。

米国市場では、未だにCorrectionが続いています。私も(は)苦汁を飲まされております。

連続高配当株であるBTIで、ここまでコテンパンにしてやられるとは思っても見ませんでした。個別株は難しく、奥が深いです。

保有する個別株の上位2つが足を引っ張ってるなんて、恥ずかしい限りです。これらだけでPaper lossが$11,000を超えますから、全くお話になりませんね。。

でも私は諦めの悪い奴なので、簡単には逃げません。
NYCで現地採用されて、かれこれ10年以上の仕事を継続しているのも、夢を諦めなかったからです。

本来なら、おとなしく(退職金だけでなく)個人年金の方でも投信に投資をしていれば良いのでしょうが、それでは退屈で面白みがないので性に合いません。。

(インデックスブロガーの方々が、どうやってあんなに記事を量産できるのか不思議でなりません)

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さて今回は自分自身に言い聞かせるつもりで、日経新聞電子版からこんな記事を引用しました。



やはりプロの方の意見は参考になりますね。

私に参考になったものを列挙します(もちろん、全てですけど。。。)。

1.株価が下落したことだけで過度に悲観的になるのは誤りである。むしろ、株式を安く変えるチャンスがやってきたと喜べるくらいでありたい。

2.個人投資家は時間を使って待つことができる。

機関投資家は四半期毎に運用成績を厳しく問われるが、個人投資家はたっぷりある時間を使って株価上昇をじっと待つことができる。

3.買値にこだわり、含み損を必要以上に気にしたり、逆に利益確保のため売り急いだりするのはよくない。

4,長期投資の視点では、「いくらで買うか」は重要だが、「いくらで買ったか」は気にする必要はない。これを気にし始めると、冷静な投資判断ができなくなる恐れがある。

5.いったん投資を始めたら、自分のポジションから自由な視点で市場と向き合うことが鉄則である。
もし感情から自由になれないのであれば、「思考停止して余計なことは何もしない」のも最善の策であるかもしれない。

未来志向で行こうってことですね。そして、やはりDo nothingです。

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さて、私の今週の動向を報告します。

1) TCEHY 約$2000

2) BTI 約$2000

これらを買い増ししました。購入後もBTIは下落の一途であり、少々滅入ってます。。
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現状をまとめますと、、

1)米国版の退職金である403(b)は$301,883 でした(含み益の総額は今となっては不明ですが、給料天引き$18,500、職場からのMatching $12,000ほど、そして配当が年間を通して複利加算されます)。

― Blooomというロボアドと$9 /月で契約しており、2つの口座を約3ヶ月毎にリバランスしてもらっています。米国株、先進国株、新興国株、米国REIT、債券といった各種の投資信託ラインナップの中で、株式;債券=98:2と最もaggressiveに構成されています。

― 403(b)内での年間予想配当は$6,999です。

2)子供用の学費をNo Taxで運用できるNY529 college saving programは$59,226です(元金 $58,000)。
2017年初から始めて$1,226の含み益のみです。

― Growth stock index portfolio (VOOの投資信託版, 70%) >> Mid-cap stock index portfolio (30%)で運用中。
― 夫婦二人で$30,000/年まで資金投入可能。2018年度分は出資完了。
―$10,000まで税金控除可能。

3)Health Saving Account (HSA);VTSAX(=VTIの投資信託版)に$5,867あります。

―$490/月ずつの給料天引き($6,700/年)と、職場からのマッチング$1000/年が資金源です。

4)2017年1月からFidelityで運用する自分年金は$247,645(自分、家内、息子のRoth IRAを含む)でした。
2017年から始めて$12,245の含み益です。

― 自分年金内での年間予想配当は$11,621 /yr($968/month)になりました。
$12,000 /yr($1,000 /month)までもう少し!!

以上、運用総額は$614,621でした(これは上記1−4の総額のみであり、預金や不動産は含まれておりません)。

―合計した年間予想配当は$18,620です( $1,552/month )。
ありがたいことに、配当は少しずつ増えてゆくばかりです。

不安な時は、未来の配当予想額をボーツと眺めて、経年変化の棒グラフでも作成して、一人静かにニヤニヤして気を紛らわせましょう(キモっ)。


参考までに、自分年金のPortfolioは以下の通りです。





敗者の総括;

今回も、上記の個人年金における全ての含み損を成績順に発表します。
(数少ない)読者の方々にとって、「他人の不幸は蜜の味」ですよね、きっと。
今回も下落幅が大きく拡大したままです。
愚かな奴!と、笑ってやってください。
(とはいえ、数年内にこれらの負け犬が一つずつ含み益への圏外に消えていく日を密かに夢見ています。Buy and Hold !!!)

なお、今回も順位に変動がありました。
最下位争いは常に熾烈です(笑)。

ワースト4位; Tencent; TCEHY   -8.4%,  -$1,337

Q3の決算発表はなかなか良かったです。中国当局による規制を受けて、Gaming部門への依存度を徐々に下げ、他の部門で稼げるように見事に戦略を変更しています。
Rising Sunは間近と見ています。

ワースト3位;  AT & T ; T -13.7%,  -$4,216

永遠の不発弾Tは相変わらずの含み損です。
株式を始めてすぐに購入し始めたのが T でした。まさにタイミングを誤って購入しましたが、この過ちは長期保有と底値付近での追加購入により解決するしかありません。

しばらくは思考停止して、Do nothingで行きます。


ワースト2位;  Vector group;VGR    -14%,   -$939

タバコ会社とNYC不動産会社の二足のわらじを履くVGRが、まあまあ健闘しています。


ワースト1位;  British American Tobacco; BTI    -25.6%,   -$7,511

Brexitへの不透明感、およびMenthol味の規制というFDAの報告を受けて、大暴落の真っ最中です。米国での売上は全体の20%ほどなのに、現在のRSIも20台ですし、明らかに売られ過ぎです。

しばらくは思考停止して、Do nothingで行きます。11月20日の配当を格安でDRIPできるはずです。
少なくとも、7%を超えた配当を減配することはしないで欲しいですね。


―残り全ての銘柄は、どうにか含み益を維持しています。


どんなに不安定な時期でも、各社から配当金が入り再投資できるのは有り難いものですね。

皆さんも、相場から逃げ出さずに喰らいついて行きましょう。

今後も、米国での投資・退職金を取り巻く現状や、私が学んだ投資に関する豆知識などを情報発信していきます。

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