2019年8月24日土曜日

2019年8月第4週の運用総額(日本から更新)

ご無沙汰しております。

先週末より日本の実家に帰省しているため、先週と今週の更新をひとまとめにしました。

「更新がないぞ?」と思われた方はほんの僅かでしょうが、申し訳ありませんでした。

来週からは、これまで通りに更新できるはずです。


色々と逆カルチャーショックを経験しております。

何と言っても日本は平和で、良い国です。

そして無料で「おもてなしの文化」を体験できることに、今更ながら驚きを隠せません。

明後日に帰米するのが、億劫です。。

PS: 
1)JRなどの電車・地下鉄の改札で、普通にクレジットカードが使える日が来るのを心待ちにしています。

2) MOが増配すると報告しました。$3.2 => $3.36 !!

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今週の動向を報告します。

1)先週と今週の配当は下記の通りです。

AAPL  $ 13.35
ABBV $ 113.13
BTI     $ 559.69(税引き後)
EPD    $ 315.90
ET       $ 62.23
O         $ 16.39

2, 5, 8, 11月は配当が多いので、素直に嬉しいですね。
全額が自動で再投資されていきました。

転がる雪玉のように、ゆっくりと大きくなっていって欲しいです。

2)先週だけでなく今週も、1日で2.5―3%下落する突然の出血大セールに遭遇したので、買い出しに出動しました。

< Taxable account >
RDS.B $3,000 x2 52Wks low付近まで下落したので、応援買い

< NY529 college saving program >
$5,000 x2 for US Large-cap (and mid-cap) index fund :VYFXXを崩して調達

< VYFXX >
- $5,000 x2 :NY529 program用に一部を売却

< HSA account >
$5,500 for VTSAX :Cashの一部で買い付け

-------------------------------
現状をまとめますと、、

1)No taxで運用できる米国版の退職金の403(b)は$335,279 でした (2009年12月から積み立て開始)。

― 含み益の総額は今となっては不明ですが、給料天引き$19,000、職場からのMatching $12,000、そして配当が年間を通して複利加算されます。
― 2019年より限度額が増えて、合計$19,000を税金控除して入金可能です。

― 米国株 80%、先進国株 10%、新興国株 10%、(債券 1-2%)といった各種のIndex Fundsでvery aggressiveに配分しています。

― 403(b)内での年間予想配当は$7,615です。


2)子供用の学費をNo Taxで運用できるNY529 college saving programは$91,008です(元金 $8,3000)。

― 2017年初から始めて黒字を維持しています。

― Growth stock index portfolio (80%, large-cap stocks) 、 Mid-cap stock index portfolio (20%)で運用中。
― 夫婦二人で最大$30,000/年の資金投入可能。2019年度分として更に$5,000を追加出資予定。
―$10,000/年の税金控除可能。

3)Health Saving Account (HSA);VTSAXとCashを合わせて$12,180あります。

― 毎月の給料天引き($6,000/年)と、職場からのMatching $1000/年が資金源です。
― 403bと同様に、限度額が増額されました。

秋のEx-dividend dateまでに、残りのCashをVTSAXに全額投資します。
その後は、給料から自動引落としの度に毎月自動投資にすると思います。
Timing the marketは正直面倒な上に、ほとんど影響がないですし。


4)Vanguard New York Municipal Money Market Fund (VYFXX)に、$20,165あります(元金$20,000)。
このFundの売却益にはTaxを課せられますが、利子に対してはNY residentsのみNO Federal & State Taxです。
Liquidityも高い(3日で現金化可能)ようなので、緊急資金用として利用しています。

5)2017年1月からFidelityで運用する自分年金は$343,467(自分、家内、息子のRoth IRAを含む)でした。

― 2017年初から少しずつ買い始めて、現在は$28,467の含み益です(+9.04%)。
かなり少ないGainですが、コツコツやるのみです。

― 自分年金内での年間予想配当は$17,007 /yr  ($1,417 /month)になりました。
―――――――――― 次の目標は$18,000 /yr  ($1,500 /month)です。


以上、運用総額は$802,099でした(これは上記1―5の総額のみであり、預金や不動産は含まれておりません)。

―合計した年間予想配当は$24,769  ($2,064/month)です。
―――――――次の目標は$25,200  ($2,100 /month)です。

Capital gainには四季のように増減が付き物ですが、ありがたいことにIncome gainは少しずつ増えてゆくばかりです。

不安な時は、未来の配当予想額をボーツと眺めて、さらに経年変化の棒グラフでも作成して、一人静かにニヤニヤして気を紛らわせましょう。自分年金を始めてから3年経過したらやってみるつもりです。

参考までに、自分年金のPortfolioは以下の通りです。

BTIは今も大きな含み損ですが、DRIPしながらの逆張り投資で遅い春の訪れを待ちつつ、このまま耐え忍びます。。。



さて、、、と。

懺悔室へようこそ!!

今回も上記の自分年金における、-$1,000以上の含み損を成績順に発表します。

数少ない読者の方々にとって、「他人の不幸は蜜の味」ですよね。
今回も下落幅が大きく拡大したままです。
愚かな奴ww !!!と、笑ってやってください。

でも、数年内にこれらの負け犬が一つずつ含み益へと圏外に消えていく日を密かに夢見ています。Buy and Hold !!!

遠い将来に浮上してくれれば、現在のPaper lossは気になりません。
(成長したな、、オッサンKよ、、、)。

実は下記のワースト上位の企業は、いずれも他社を合併して多額の負債を抱えている点で共通しており、株価低迷の大きな原因を占めています。いわゆるGrowing Painというヤツです。Cash Flowが安定していれば、長期的に見て「良い負債」だと思いますけどね。



ワースト圏外 1:  Vector group:  VGR   -$985   -14.6%

タバコ会社VGRがNYC不動産会社を買収し、二足のわらじを履きながら上昇の兆しを見せています。

S&P Small Cap 600に新規加入された事、そして何とQ2決算が市場の予想を大幅に超えてきたので、上昇しています。一応、Cash Flowは+ですから今後も大丈夫でしょう。

いつの間にかワースト圏外まで浮上しました!!


----------------------------- 忍耐テストへの境界線?! ------------------------------------------------------

ワースト4位:Abbie:   ABBV  -$1,004    -8.9%

AGNの買収劇で下落したままです。
ABBVのFair Valueは今も$102ですから、かなりのUndervaluedです。

配当をDRIPしても、まだまだ含み損です。



ワースト3位: Simon Property Group:  SPG  -$1,168   -5.5%

A級Shopping Mallsを多数運営するREITが、全体的な小売業の成績不振を受けて、風評被害のような様相で下落しています。CashがIRA内に残っていれば、もっと買いたいのですが、無理な話です。。
Falling knifeを掴むのはやはり容易ではありません。

今月末の配当を安値でDRIPできますように。。



ワースト2位:  Royal Dutch Shell:  RDS.B   -$1,366   -4.6 %

RDSが原油価格の下落を受けて、ワースト上位へ転落しています。

先週と今週、応援買いに出動しました。



ワースト1位:  British American Tobacco:  BTI   -$5,589  -13.7%

FDAがMenthol味のタバコを禁止するかもしれないこと、MOのJUULへの強い風当たり、世界中の喫煙人口が漸減していくとの予測により下落したままです。
とはいえ、こちらNYCでは喫煙人口が減っているような全く印象はありません。

10月末にはHard Brexitにより株価低迷の嵐がEUからやってくると思いますが、どうでしょうか?
配当をDRIPしても、まだまだ含み損です。。。

もはや、BTIの一人負け状態になってきました。
他の銘柄はこれからもどんどん卒業していきますからね。
TやCVSを見てもわかるように、下落し始めてから1.5―2年は我慢の時期でしょうね。



どんなに不安定な時期でも、各社から配当金が入り再投資できるのは有り難いものですね。

長期投資を念頭に置き、皆さんも相場から逃げ出さずに喰らいついて行きましょう。


<過去の名言集:各HPへとリンクしてあります>

‐‐ 下記の記事が、埋もれずに人気記事として右上に表示されて欲しいという願いを込めて。


Do nothing is the best way going forward. by Fidelity investments


Don't jump out from your ship! Get invested, stay invested. by J.P.Morgan


Keep investing, no matter how frightened you are !! by John Bogle (故: "Saint Jack") @ Vanguard 


If you want good investment performance, forget you have the account. by Fidelity investments


It's about time in the market not market timing. by Kiplinger


個人投資家1.3万人の調査結果 by 日経新聞


長期投資の鉄則;買った値段は気にしない by 苦瓜達郎 氏

株は上質なギャンブルである by 外山滋比古 氏

今後も、米国での投資・退職金を取り巻く現状や、私が学んだ投資に関する豆知識などを情報発信していきます。

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2019年8月10日土曜日

The buying frenzy or selling frenzy??

今週は(も)下がったり上がったりの忙しい相場でした。

そんなときは、こんな状況が想像されます。


(Googleより引用)

昨年末の状況が非常に上手く表現されていると思いませんか?

これを見ているだけで、意味もなくニヤニヤしてしまう自分がいます(恥)。


あと一年以内に現在のBull Marketは終わると皆が予想していますが、そのギリギリまでは懐疑の中で株価が上昇するものと思われます。

そのタイミングは今年の後半とも、来年前半とも言われていますが、どうなんでしょうね。

どんな荒波が来ようとも、ジタバタしないように準備しておきたいものです。


追伸:下記にありますように、年間予想配当が節目である$2,000/monthを超えました!

Income Investmentは日々の株価と異なり、ある程度の収入予測ができるのが素晴らしい戦略であると思います。
Retirement IncomeとしてのCash Flowが、ほぼ正確に読めますからね(減配さえなければ)。

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今週の動向を報告します。

1)今週の配当はありませんでした。

2)月曜日はたまたま仕事が休みで、1日で3%も下落する突然の出血大セールに遭遇したので、ここぞとばかりに買い出しに出動しました。

< Roth IRAs >
SPG $6,000 :以前Roth conversionした今年のIRA用資金を使い切って応援買い

< Taxable account > 下記の3銘柄を応援買い
ABBV $3,000
BTI $1,500
CVS $1,500

< NY529 college saving program >
$5,000 for US Large-cap (and mid-cap) index fund :VYFXXを崩して調達

< HSA account >
$2,500 for VTSAX :まずはCashの25%ほどで買い付け

< VYFXX >
- $10,000 :上記資金用に一部を売却


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現状をまとめますと、、

1)No taxで運用できる米国版の退職金の403(b)は$341,758 でした (2009年12月から積み立て開始)。

― 含み益の総額は今となっては不明ですが、給料天引き$19,000、職場からのMatching $12,000、そして配当が年間を通して複利加算されます。
― 2019年より限度額が増えて、合計$19,000を税金控除して入金可能です。

― 米国株 80%、先進国株 10%、新興国株 10%、(債券 1-2%)といった各種のIndex Fundsでvery aggressiveに配分しています。

― 403(b)内での年間予想配当は$7,598です。


2)子供用の学費をNo Taxで運用できるNY529 college saving programは$83,241です(元金 $73,000)。

― 2017年初から始めて黒字を維持しています。

― Growth stock index portfolio (80%, 恐らくVTSAX) 、 Mid-cap stock index portfolio (20%)で運用中。
― 夫婦二人で最大$30,000/年の資金投入可能。2019年度分として更に$15,000を追加出資予定。
―$10,000/年の税金控除可能。

3)Health Saving Account (HSA);VTSAXとCashを合わせて$11,627あります。

― 毎月の給料天引き($6,000/年)と、職場からのMatching $1000/年が資金源です。
― 403bと同様に、限度額が増額されました。

秋のEx-dividend dateまでにVTSAXに全額投資します。


4)Vanguard New York Municipal Money Market Fund (VYFXX)に、$30,165あります(元金$30,000)。
このFundの売却益にはTaxを課せられますが、利子に対してはNY residentsのみNO Federal & State Taxです。
Liquidityも高いようなので、将来の資金用として確保しておきます。

しかし、今回売ってからCashとして銀行口座に入金されるまでに2日間はかかりましたので、思っていたよりも機動力に欠けるのが残念なところです(Wire Transferは即入金ですが、手数料$10もかかってしまうので却下)。

5)2017年1月からFidelityで運用する自分年金は$339,638(自分、家内、息子のRoth IRAを含む)でした。

― 2017年初から少しずつ始めて、現在は$30,638の含み益です(+9.92%)。

― 自分年金内での年間予想配当は$16,534 /yr  ($1,378 /month)になりました。
―――――――――― 次の目標は$16,800 /yr  ($1,400 /month)です。


以上、運用総額は$806,429でした(これは上記1―5の総額のみであり、預金や不動産は含まれておりません)。

―合計した年間予想配当は$24,178  ($2,015/month)です。
―――――――次の目標は$25,200  ($2,100 /month)です。

Capital gainには四季のように増減が付き物ですが、ありがたいことにIncome gainは少しずつ増えてゆくばかりです。

不安な時は、未来の配当予想額をボーツと眺めて、さらに経年変化の棒グラフでも作成して、一人静かにニヤニヤして気を紛らわせましょう。自分年金を始めてから3年経過したらやってみるつもりです。

参考までに、自分年金のPortfolioは以下の通りです。

BTIは今も大きな含み損ですが、DRIPしながらの逆張り投資で遅い春の訪れを待ちつつ、このまま耐え忍びます。。。



さて、、、と。

懺悔室へようこそ!!

今回も上記の自分年金における、-$1,000以上の含み損を成績順に発表します。

数少ない読者の方々にとって、「他人の不幸は蜜の味」ですよね。
今回も下落幅が大きく拡大したままです。
愚かな奴ww !!!と、笑ってやってください。

でも、数年内にこれらの負け犬が一つずつ含み益へと圏外に消えていく日を密かに夢見ています。Buy and Hold !!!

遠い将来に浮上してくれれば、現在のPaper lossは気になりません。
(成長したな、、オッサンKよ、、、)。

実は下記のワースト上位の企業は、いずれも他社を合併して多額の負債を抱えている点で共通しており、株価低迷の大きな原因を占めています。いわゆるGrowing Painというヤツです。Cash Flowが安定していれば、長期的に見て「良い負債」だと思いますけどね。



ワースト圏外 1:  CVS Health Corporation:  CVS  -1.3%,  -$468

応援買いに出動後、Q2決算が市場の予想よりも良かったのを受けて急上昇しました。
そして何とワースト圏外へ脱出しました!

あとはAetnaとの合併が法的に認められれば、さらに上昇するはずです。
CVSのFair Valueは$92ですから、まだまだUndervaluedです。

長期金利が下がり始めたので、Dividendを払うようなValue stocksにようやく陽が当たって来ました。

Tに引き続き、CVSも卒業間近か⁉




ワースト圏外 2: Royal Dutch Shell:  RDS.B  - 2.8%,  -$642

原油価格の下落を受けて、突然のワースト圏外へと転落してしまいました。

今後も下落を続けるようであれば、いずれは応援買いに出動します。


----------------------------- 忍耐耐性への境界線 ------------------------------------------------------

ワースト3位: 

Abbie: ABBV -9.6%,  -$1,064

AGNの買収劇で再び下落の一途を辿っています。
ABBVのFair Valueは今も$102ですから、かなりのUndervaluedです。

少し応援買いに出動しましたが、Falling knifeを掴むのは至難の技です。
現在のところ、$64付近でSupport lineを形成しています。

来週の配当をDRIPすれば圏外へ脱出か!?


ワースト2位:  British American Tobacco:  BTI -11.6%,  -$4,676

FDAがMenthol味のタバコを禁止するかもしれないこと、MOのJUULへの強い風当たり、世界中の喫煙人口が漸減していくとの予測により下落したままです。
とはいえ、こちらNYCでは喫煙人口が減っているような全く印象はありません。

10月末にはHard Brexitにより株価低迷の嵐がEUからやってくると思いますが、どうでしょうか?
少し応援買いに出動しましたが、もう少し我慢です。
来週の配当を待ちましょう。



ワースト1位:  Vector group:  VGR    -23.3%,   -$1,565

タバコ会社VGRがNYC不動産会社を買収し、二足のわらじを履きながら依然としてトップに君臨しています。BTIなどと同様に、たばこ会社にはかなりの逆風が吹いています。
Roth IRA内での投資ゆえに損出しもできず、VGRからの配当をDRIPするだけのDo nothingです。
現在の配当は高すぎて借金により配当を出しているようなBalance Sheetなので、減配の可能性が心配であり応援買いも難しい状況です。

VGRがS&P Small Cap 600に新規加入された事、そして何とQ2決算が市場の予想を大幅に超えてきたので、再上昇しています。一応、Cash Flowは+ですから今後も大丈夫でしょう。

また下落するかもしれませんけどね。。


どんなに不安定な時期でも、各社から配当金が入り再投資できるのは有り難いものですね。

長期投資を念頭に置き、皆さんも相場から逃げ出さずに喰らいついて行きましょう。


<過去の名言集:各HPへとリンクしてあります>

‐‐ 下記の記事が、埋もれずに人気記事として右上に表示されて欲しいという願いを込めて。


Do nothing is the best way going forward. by Fidelity investments


Don't jump out from your ship! Get invested, stay invested. by J.P.Morgan


Keep investing, no matter how frightened you are !! by John Bogle (故: "Saint Jack") @ Vanguard 


If you want good investment performance, forget you have the account. by Fidelity investments


It's about time in the market not market timing. by Kiplinger


個人投資家1.3万人の調査結果 by 日経新聞


長期投資の鉄則;買った値段は気にしない by 苦瓜達郎 氏

株は上質なギャンブルである by 外山滋比古 氏

今後も、米国での投資・退職金を取り巻く現状や、私が学んだ投資に関する豆知識などを情報発信していきます。

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2019年8月5日月曜日

2019年8月第1週の運用総額は、、、。

「米国株ブログで最近トップに君臨された方が、ある特定の有名ブロガーを連日批判しているのを皆さんはどう思われますか?」

と先週読者に投げかけました。

現時点で約180ほどのクリックがありながら、誰からも返事がありませんでした。

マイナーなブログなんて、こんなもんなのでしょうか。
何らかの反応を期待した私が愚かだったということか。。。

所詮は「赤の他人の戯れ言」、と切り捨てれば良いだけなんでしょうかねえ。


教訓:他人の言うことや噂には耳を貸さずに、自ら勉強し続け、己の信条に従って運用を続けよ!

リスク許容度が各々異なるので、投資成績を他人と比較しても仕方ありません。
長期的に見て、年に数%ずつでも地道に増えていればいいんじゃないかと思います。


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今週の動向を報告します。

1)Tより配当を$516.50、CVSより$273.64を頂き、それぞれ全自動でDRIPされていきました。

2)買い出しもありません。仕事に忙殺されておりました。

-------------------------------
現状をまとめますと、、

1)No taxで運用できる米国版の退職金の403(b)は$344,210 でした (2009年12月から積み立て開始)。

― 含み益の総額は今となっては不明ですが、給料天引き$19,000、職場からのMatching $12,000、そして配当が年間を通して複利加算されます。
― 2019年より限度額が増えて、合計$19,000を税金控除して入金可能です。

― 米国株、先進国株、新興国株、債券といった各種のIndex Fundsでvery aggressiveに配分しています。

― 403(b)内での年間予想配当は$7,579です。


2)子供用の学費をNo Taxで運用できるNY529 college saving programは$77,454です(元金 $68,000)。

― 2017年初から始めて黒字を維持しています。

― Growth stock index portfolio (80%, 恐らくVTSAX) 、 Mid-cap stock index portfolio (20%)で運用中。
― 夫婦二人で最大$30,000/年の資金投入可能。2019年度分として更に$20,000を追加出資予定。
―$10,000/年の税金控除可能。

3)Health Saving Account (HSA);Cashが$11,576あります。

― 毎月の給料天引き($6,000/年)と、職場からのMatching $1000/年が資金源です。
― 403bと同様に、限度額が増額されました。

いつでも全額を投資可能になりましたが、秋口にでもVTSAXに一括投資します。


4)Vanguard New York Municipal Money Market Fund (VYFXX)に、$40,165あります(元金$40,000)。
このFundの売却益にはTaxを課せられますが、利子に対してはNY residentsのみNO Federal & State Taxです。
Liquidityも高いようなので、将来の資金用として確保しておきます。

5)2017年1月からFidelityで運用する自分年金は$333,785(自分、家内、息子のRoth IRAを含む)でした。

― 2017年初から少しずつ始めて、現在は$30,785の含み益です(+10.16%)。

― 自分年金内での年間予想配当は$15,850 /yr  ($1,321 /month)になりました。
―――――――――― 次の目標は$16,800 /yr  ($1,400 /month)です。


以上、運用総額は$807,190でした(これは上記1―5の総額のみであり、預金や不動産は含まれておりません)。

―合計した年間予想配当は$23,429  ($1,952/month)です。
―――――――次の目標は$24,000  ($2,000 /month)です。

Capital gainには四季のように増減が付き物ですが、ありがたいことにIncome gainは少しずつ増えてゆくばかりです。

不安な時は、未来の配当予想額をボーツと眺めて、さらに経年変化の棒グラフでも作成して、一人静かにニヤニヤして気を紛らわせましょう。自分年金を始めてから3年経過したらやってみるつもりです。

参考までに、自分年金のPortfolioは以下の通りです。

配分上位の2銘柄は今も大きな含み損ですが、逆張り投資で遅い春の訪れを待ちつつ、このまま耐え忍びます。。。



さて、、、と。

懺悔室へようこそ!!

今回も上記の自分年金における、-$1,000以上の含み損を成績順に発表します。

数少ない読者の方々にとって、「他人の不幸は蜜の味」ですよね。
今回も下落幅が大きく拡大したままです。
愚かな奴ww !!!と、笑ってやってください。

でも、数年内にこれらの負け犬が一つずつ含み益へと圏外に消えていく日を密かに夢見ています。Buy and Hold !!!

遠い将来に浮上してくれれば、現在のPaper lossは気になりません。
(成長したな、、オッサンKよ、、、)。

実は下記のワースト上位の企業は、いずれも他社を合併して多額の負債を抱えている点で共通しており、株価低迷の大きな原因を占めています。いわゆるGrowing Painというヤツです。Cash Flowが安定していれば、長期的に見て「良い負債」だと思いますけどね。


ワースト圏外 1:  AT & T:  T -0.36%,  -$126

今回の配当でのDRIPをもって、恐らくワーストランキングからの卒業となります。
いやー、2年以上の苦しくて長い道のりでした。
サヨウナラ、Tよ。。

今後は、このまま計画通りに債務を減らし、巨額のCash Flowを維持しつつ5Gの波に乗り、Warner MediaのSubscription modelが成功し、上昇気流に乗るのみです。


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ワースト4位:CVS Health Corporation:  CVS -7.7%,  -$2,584

CVSがAetnaとの合併に関してJudgeからの聴取を受けるとのことで、下落しています。
CVSのFair Valueは$80-96ですから、かなりのUndervaluedです。
CVSは未だに出血大セールの真っ最中です。

買収したAetnaの売上が計上されれば株価はグンと上昇するはずですが、未だ審判の最中であること、増配再開は2021年以降であると既に発表されていることから、あと数年先になりそうです。
今回の配当もDRIPできましたが、もうすぐ応援買いに出動します。



ワースト3位: British American Tobacco:  BTI -10.6%,  -$4,110

FDAがMenthol味のタバコを禁止するかもしれないこと、MOのJUULへの強い風当たり、世界中の喫煙人口が漸減していくとの予測により下落したままです。
とはいえ、こちらNYCでは喫煙人口が減っているような全く印象はありません。

10月末にはHard Brexitにより株価低迷の嵐がEUからやってくると思いますが、どうでしょうか?
応援買いに出動するには、もう少し我慢です。
まずは今月の配当を待ちましょう。

先日の上々の決算を受けて株価が急上昇していますね。



ワースト2位:  Abbie: ABBV -14.0%,  -$1,127

ついに含み損が$1,000を超えてしまいました。
一線を超えて、一気にメデタくワーストランキング2位入賞です。
AGNの買収劇で再び下落の一途を辿っています。

もうすぐ応援買いに出動しますが、Falling knifeを掴むのは至難の技です。
$65付近がSupport lineに見えますが、どうでしょうか。



ワースト1位:  Vector group:  VGR    -25.2%,   -$1,692

タバコ会社とNYC不動産会社の二足のわらじを履くVGRが依然としてトップに君臨しています。BTIなどと同様に、たばこ会社にはかなりの逆風が吹いています。
Roth IRA内での投資ゆえに損出しもできず、VGRからの配当をDRIPするだけのDo nothingです。
現在の配当は高すぎて借金により配当を出しているようなBalance Sheetなので、減配の可能性が心配であり応援買いも難しい状況です。

でもVGRがS&P Small Cap 600に新規加入された事により、良い意味での突風に煽られています。
また下落するかもしれませんけどね。。


どんなに不安定な時期でも、各社から配当金が入り再投資できるのは有り難いものですね。

長期投資を念頭に置き、皆さんも相場から逃げ出さずに喰らいついて行きましょう。


<過去の名言集:各HPへとリンクしてあります>

‐‐ 下記の記事が、埋もれずに人気記事として右上に表示されて欲しいという願いを込めて。


Do nothing is the best way going forward. by Fidelity investments


Don't jump out from your ship! Get invested, stay invested. by J.P.Morgan


Keep investing, no matter how frightened you are !! by John Bogle (故: "Saint Jack") @ Vanguard 


If you want good investment performance, forget you have the account. by Fidelity investments


It's about time in the market not market timing. by Kiplinger


個人投資家1.3万人の調査結果 by 日経新聞


長期投資の鉄則;買った値段は気にしない by 苦瓜達郎 氏

株は上質なギャンブルである by 外山滋比古 氏

今後も、米国での投資・退職金を取り巻く現状や、私が学んだ投資に関する豆知識などを情報発信していきます。

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