2018年11月4日日曜日

Midterm advice; tune out politics, stick with stocks

御無沙汰しております。

今週もなかなか厳しい米国市場でした。Fear and Greed indexは未だに8のママです。

おおーっと、「まま」です。思わず、どこぞのママを想像してしまいました。

時々おかしな日本語変換にハマっている、親父ギャグの大好きなオッサンMです。



ところで、こちら米国では来週の中間選挙へ向けて色々な情報が飛び交っています。

我々、米国株投資家はどう身構えれば良いのでしょうか?

ちなみに私は、未だにビザ保有者で永住権すらありませんので、選挙権すらありません。



愛読しているBarron'sより、また引用します。

「Midterm advice; tune out politics, stick with stocks」

「中間選挙へ向けてのアドバイス;政治による影響は気にするな」


トランプ大統領が、10/30に次のようなTweetを発信しました。

「If you want your stocks to go down, I strongly suggest voting Democrat.」

つまりは、彼(共和党)と対峙する民主党に投票すると、君の保有する株価は下がりますよ。
(暗に、僕の共和党に投票すれば、君の保有株は上昇するぜ! 共和党に投票しよう!と示唆しています)

まあ、常に強気な「あの」彼らしいコメントですよね。

でも、彼のそんなメッセージには、歴史的な根拠が本当にあるのでしょうか?

ここで、Barron'sからのデータを掲載します。



これまでの選挙を振り返って、大統領、上院、下院、その後一日&一年間のS&P500変動が、青(民主党)、赤(共和党)、灰色(Split)で非常に分りやすく表示されています。



面白いことに、各々に何の関連も見られなかったようです。

よってトランプ大統領のTweetとは裏腹に、どんな選挙結果になっても株価変動は選挙の影響を受けなかったことがわかります。

。。。。
やっぱり、またもハッタリでしたか。。。

恐るべしトランプ。。。


最後に、記者は「選挙予想や結果を参考に売買をするな」と、読者に釘を差しています。


-----------------------------

さて、私の今週の動向を報告します。

仕事が多忙に付き、株式市場の動向にうつつを抜かす暇がありませんでした。

よって、購入履歴はなしです。

-------------------------

現状をまとめますと、、

1)米国版の退職金である403(b)は$301,113 でした(含み益の総額は今となっては不明ですが、給料天引き$18,500、職場からのMatching $12,000ほど、そして配当が年間を通して複利加算されます)。

― Blooomというロボアドと$9 /月で契約しており、2つの口座を約3ヶ月毎にリバランスしてもらっています。米国株、先進国株、新興国株、米国REIT、債券といった各種の投資信託ラインナップの中で、株式;債券=98:2と最もaggressiveに構成されています。

― 403(b)内での年間予想配当は$6,966です。

2)子供用の学費をNo Taxで運用できるNY529 college saving programは$59,454です(元金 $58,000)。
2017年初から始めて再び$1,454の含み益に転じました。

― Growth stock index portfolio (VOOの投資信託版, 70%) >> Mid-cap stock index portfolio (30%)で運用中。
― 夫婦二人で$30,000/年まで資金投入可能。2018年度分は出資完了。
―$10,000まで税金控除可能。

3)Health Saving Account (HSA);VTSAX(=VTIの投資信託版)に$5,851あります。

―$490/月ずつの給料天引き($6,700/年)と、職場からのマッチング$1000/年が資金源です。

4)2017年1月からFidelityで運用する自分年金は$243,515(自分、家内、息子のRoth IRAを含む)でした。
2017年から始めて$18,115の含み益です。
今シーズンの下落により頂点から$12,000ほどのpaper lossですが、ここは長期投資家として我慢です。
気にしない、キニシナイ、Kinishinai...

― 自分年金内での年間予想配当は$11,232 /yr($936/month)になりました。
 $12,000 /yr($1,000 /month)までもう少し!!

以上、運用総額は$609,933でした(これは上記1−4の総額のみであり、預金や不動産は含まれておりません)。

―合計した年間予想配当は$18,199です( $1,517/month )。
ありがたいことに、配当は少しずつ増えてゆくばかりです。

現在のようにシンドイ時は、未来の配当予想額をボーツと眺めて、経年変化の棒グラフでも作成して、一人静かにニヤニヤして気を紛らわせましょう(キモっ)。


参考までに、自分年金のPortfolioは以下の通りです。




敗者の総括;

今回も、上記の個人年金における全ての含み損を成績順に発表します。
(数少ない)読者の方々にとって、「他人の不幸は蜜の味」ですよね、きっと。
今回も下落幅が大きく拡大したままです。
愚かな奴!と、笑ってやってください。
(とはいえ、数年内にこれらの負け犬が一つずつ含み益への圏外に消えていく日を密かに夢見ています。Buy and Hold !!!)

なお、今回も順位に変動がありました。
最下位争いは激戦状態です(笑)。

ワースト4位; Tencent; TCEHY   -6.9%,  -$959

TCEHYがいつの間にか上昇してきました。
しばらく下降を続けて200日移動平行線に軽くタッチしたら、急に上昇気流に転じた模様です。今月中旬に決算発表がありますが、最近はどの会社でも期待を少しでも下回ると大きく下落する傾向にあるので、どうなるか楽しみ半分、不安半分です。


ワースト3位;  British American Tobacco; BTI    -7.9%,   -$2,105

ロンドン株式市場であるFTSE上位のRDSやBTIは未だに安値で放置されています。Brexitはいまだ不透明であり、Hard Brexitも視野に入っているせいですね。英国銘柄は今も仕込み時です。


ワースト2位;  AT & T ; T -13.4%,  -$4,014

永遠の不発弾Tは相変わらずの含み損ですが、11/1の配当($400)でメデタくDRIPとなり、含み損がわずかに減りました。
株式を始めてすぐに購入し始めたのが T でした。まさにタイミングを誤って購入しましたが、この過ちは長期保有と底値付近での追加購入により解決するしかありません。


ワースト1位;  Vector group;VGR    -20.4%,   -$1,369

タバコ会社とNYC不動産会社の二足のわらじを履くVGRが、微かに上昇傾向にあります。未だにDead moneyと化していますが、どうやらU turnを始めたようです。

Financial dataを見てみると、VGRのNet incomeは(少ないけれども)4%台後半を維持しており、Free cash flowも3年連続で増えていますから、世間からの「美人投票」は気にせずに、高配当が続く限りはHOLDで行きます。


―残り全ての銘柄は、どうにか含み益を維持しています。


どんなに不安定な時期でも、各社から配当金が入り再投資できるのは有り難いものですね。

皆さんも、相場から逃げ出さずに喰らいついて行きましょう。

今後も、米国での投資・退職金を取り巻く現状や、私が学んだ投資に関する豆知識などを情報発信していきます。

モチベーション維持のためにも、訪問ついでにポチッとお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

米国株ランキング

0 件のコメント:

コメントを投稿