2018年11月11日日曜日

What happens if you always invest at the worst times, when the market is highest??

ご無沙汰しております。

今回は「Kiplinger」というOnline Journalをご紹介します。
私は格安で月刊誌も購読していますが、Onlineでも似たような内容を入手できます。

Barron'sも好きですが、このKiplingerもチェックしています。

What happens if you always invest at the worst times, when the market is highest??

https://www.kiplinger.com/article/investing/T047-C032-S014-with-market-at-its-peak-should-you-wait-to-invest.html
(Kiplingerより引用)

Timing Marketは薦められたことではありません。常にBuy low & Sell highを可能にする者など、この世に存在しないはずだからです。

The world's worst market timerと称したBobを例にして、Timingを図るよりもMarketに居続けることの方がいかに大切かが教育的に示されています。


超要約すると、
Bobは1972年から2007年まで、タイミングを見計らって大枚を市場に投資してきましたが、その直後にあらゆる大暴落を経験し、コテンパンにやられてきました。

1972   $6000 初期投資

1973  50% loss due to stocks crash

1987  $46,000 追加投資

         34% loss due to stocks crash

1999  $68,000 追加投資

         50% loss due to stocks crash

2007  $64,000 追加投資

         52% loss due to stocks crash     

それでも我慢強く、総額$184,000を市場に預けたままにして2013年まで長期投資を続けました。そんな彼の資産はどうなったのでしょうか?

$1,100,000 ($1.1 Million) !!!

 世界で最悪のMarket timerとしてのBobですら、市場から逃げ出さずに40年間で、その資産を何倍にも増やすことができました。

結論として、
「時機を見計らってJunp inやJump outを繰り返すことよりも、市場に居続ける「時間」が大切だ」と締めくくっています。

It's about time in the market not market timing !!


いつも同じ結論ですが、勉強になりますね。。

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さて、私の今週の動向を報告します。

今週は下記を追加購入しました。MorningstarによるとMDTは4星、AMGNは3星の価格帯なので、比率を高めるためにも久々に追加しました。これらのように、株価が順調に伸びている個別株の買い増しは難しいと感じています。本来は分散投資の比率を一定にするように淡々と買い増しをすれば良いのでしょうが、安値で仕入れた手前、どうしてもValue価格に戻るのをいつまでも待ってしまう傾向にあります。。。

1) MDT 約$2000

2) AMGN 約$2000

TとBTIは、高配当を目掛けて底値付近を拾っておこうとの思いで、つまみ食いです。

3) T 約$1000

4) BTI 約$1000

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現状をまとめますと、、

1)米国版の退職金である403(b)は$304,302 でした(含み益の総額は今となっては不明ですが、給料天引き$18,500、職場からのMatching $12,000ほど、そして配当が年間を通して複利加算されます)。

― Blooomというロボアドと$9 /月で契約しており、2つの口座を約3ヶ月毎にリバランスしてもらっています。米国株、先進国株、新興国株、米国REIT、債券といった各種の投資信託ラインナップの中で、株式;債券=98:2と最もaggressiveに構成されています。

― 403(b)内での年間予想配当は$6,999です。

2)子供用の学費をNo Taxで運用できるNY529 college saving programは$60,373です(元金 $58,000)。
2017年初から始めて$2,373の含み益まで回復しました。

― Growth stock index portfolio (VOOの投資信託版, 70%) >> Mid-cap stock index portfolio (30%)で運用中。
― 夫婦二人で$30,000/年まで資金投入可能。2018年度分は出資完了。
―$10,000まで税金控除可能。

3)Health Saving Account (HSA);VTSAX(=VTIの投資信託版)に$5,941あります。

―$490/月ずつの給料天引き($6,700/年)と、職場からのマッチング$1000/年が資金源です。

4)2017年1月からFidelityで運用する自分年金は$252,330(自分、家内、息子のRoth IRAを含む)でした。
2017年から始めて$20,930の含み益です。

再び、少しずつ上昇を始めた模様です。

― 自分年金内での年間予想配当は$11,460 /yr($955/month)になりました。
$12,000 /yr($1,000 /month)までもう少し!!

以上、運用総額は$622,946でした(これは上記1−4の総額のみであり、預金や不動産は含まれておりません)。

―合計した年間予想配当は$18,459です( $1,538/month )。
ありがたいことに、配当は少しずつ増えてゆくばかりです。

不安な時は、未来の配当予想額をボーツと眺めて、経年変化の棒グラフでも作成して、一人静かにニヤニヤして気を紛らわせましょう(キモっ)。


参考までに、自分年金のPortfolioは以下の通りです。




敗者の総括;

今回も、上記の個人年金における全ての含み損を成績順に発表します。
(数少ない)読者の方々にとって、「他人の不幸は蜜の味」ですよね、きっと。
今回も下落幅が大きく拡大したままです。
愚かな奴!と、笑ってやってください。
(とはいえ、数年内にこれらの負け犬が一つずつ含み益への圏外に消えていく日を密かに夢見ています。Buy and Hold !!!)

なお、今回も順位に変動がありました。
最下位争いは常に激戦状態です(笑)。

ワースト4位; British American Tobacco; BTI    -11.4%,   -$3,118

ロンドン株式市場であるFTSE上位のRDSやBTIは未だに安値で放置されています。Brexitはいまだ不透明であり、Hard Brexitも視野に入っているせいですね。英国銘柄は今も仕込み時です。
とはいえ仮にこのままの株価なら、配当を全てDRIPしてもプラ転するまでに2年も要してしまいます。。。

金曜日の午後にWall Street JournalがFDAからのある情報を発信しました。
FDAがMentholのタバコを廃止する法案が現実味を帯びてきたとのことです。若者への急速な広がりを見せている、JUULを代表とする電子タバコへの規制に加えて、メンソール味のタバコを規制するかもしれないそうです。
これによって、相場終了直前にBTIとMOはそれぞれ急落しました。
またも別の暗雲が漂ってきました。はてさて、どうしたものでしょう。。。

ワースト3位;  AT & T ; T -12.6%,  -$3,866

永遠の不発弾Tは相変わらずの含み損です。
株式を始めてすぐに購入し始めたのが T でした。まさにタイミングを誤って購入しましたが、この過ちは長期保有と底値付近での追加購入により解決するしかありません。
仮にこのままの株価なら、配当を全てDRIPしてもプラ転するまでに2年も要してしまいます。。。

ワースト2位;  Vector group;VGR    -13.4%,   -$899

タバコ会社とNYC不動産会社の二足のわらじを履くVGRが、少しずつ上昇傾向にあります。未だにDead moneyと化していますが、どうやらU turnを始めたようです。

先日発表されたQ3の結果はまずまずでした。
EPS、Renenueともに予想を上回ったことが、株価上昇の原動力につながっています。


ワースト1位;  Tencent; TCEHY   -14.5%,  -$2,013

TCEHYがまた下落しました。
今月中旬に決算発表がありますが、最近はどの会社でも期待を少しでも下回ると大きく下落する傾向にあるので、どうなるか楽しみ半分、不安半分です。


―残り全ての銘柄は、どうにか含み益を維持しています。


どんなに不安定な時期でも、各社から配当金が入り再投資できるのは有り難いものですね。

皆さんも、相場から逃げ出さずに喰らいついて行きましょう。

今後も、米国での投資・退職金を取り巻く現状や、私が学んだ投資に関する豆知識などを情報発信していきます。

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