オッサンMです。
今回は、米国版の年金である、401k(私の場合は403b)についてお話します。
これらはいわゆる確定拠出型年金制度を意味しています。雇用主が福利厚生の一環として従業員に提供し、雇用主を通して自らの意思で加入する事になります。
まずは401kや403bに加入し、給料の何%をそこに毎月積み立てるのかを自分で決めます。年間$18,500まで積立可能ですが、50歳以上になると$6,000まで更に上乗せ可能ですので、計$24,500まで可能となります。
これらには数々の利点がありますが、その代表例を列挙します。
1;課税前(Pre-tax deduction)に引き落として積み立てられるので、課税所得の減少(所得税の軽減)に繋がります
2;課税時期の遅延を可能にします(Tax-deferred)。投資資金の利益に対する税金を退職後まで先延ばしすることで、老後のより低い税率での所得税を払えば良い事になります。
3;マッチング・プログラム。個人による退職金の準備を促進するために、多くの雇用主がこのプログラムを提供しています。これは雇用主が、従業員による積立額に応じて一定の割合をさらに負担してくれる制度です。
私の知る限り、50% mach upという条件が広く利用されているようです。前述のように、$18,500/年の積立て(給料天引き)に対して、雇用主がその半額をヨイショと上積みしてくれるという非常にありがたい制度です(年収の低い場合は、上限あり)。つまり、その分は雇用主からのFree money / プレゼントであり、これを利用しない手はありません。
この制度の利点が甚大であるがゆえに、他の倹約方法を考えるよりもまず最初に余裕資金を401k(私の場合は403b)に投入するのが鉄則となっています。
日本でも個人型確定拠出年金「iDeco(イデコ)」が有名になりましたが、将来的には是非とも雇用主にmathch upしてほしいものですね。
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