2017年9月16日土曜日

529 College saving programとは


オッサンMです。


さて今回は、529 College saving planについてお話します。


米国では大学の学費が高騰しており、社会問題にまで発展しています。低所得者層の学生に不利にならぬようにと、大学側はローンを推奨しています。実際、学生ローンを自らに課して勉学に励んでいる学生が大半です。

例えば、こちらの医学部生は高校卒業後に4年制の総合大学に進み、その後に4年制の医学部に進学します。8年間の学生生活を終える頃には、総額で$300,000前後のローンを抱えて卒業するらしいです。恐ろしい金額ですね。




これを見ると、4年制の私立大学では年間$49,000も必要になるそうです。4年間では、単純に4倍して$196,000になってしまいます。もちろん、親の収入や学生の成績に応じて返済不要の奨学金にも応募できますので、実際の必要額はこれほどではないかもしれません。

しかし、親として子供の進学資金を早くから準備するのは一般常識となっており、その代表例が529 college saving planです。401Kと同様に資金を投入して非課税で長期にわたって運用し、必要経費として利用することが出来ます。

このプランは基本的に各州ごとに運用されており、希望者は一つに限りどの州のプランにも応募できます。ただ、税制上の優遇なども考慮すると、自分の居住州のプランを選ぶのが良いかもしれません。私はNY州のものに加入しています。



利点として例を挙げると、、、
1;401K同様に、tax-deferrdで運用できる

2;学費に関連した費用として使用する場合に限り、無税で引き出せる

3;一人当たり$5000(夫婦では$10,000)までtax deductionできる

4;最高で年間に$14,000(夫婦では$28,000)まで資金投入できる

5;必要経費は0.16% / yearと低額である

となっています。


私は、今年から積立を始めました。予定では年間で計$28,000を資金投入し、$10,000をtax deductionとして申請します。実際の運用は、403bと同様にS&P500に連動するインデックスファンドへ主に資金投入しています。

日本にもこんな制度があればいいと切に願います。



ぜひ、応援のクリックをお願いします!

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

米国株ランキング

0 件のコメント:

コメントを投稿