2019年1月20日日曜日

The range of annualized returns becomes less volatile over years.

1月の第3週も無事に終了しましたね。

NYCは、今週末に豪雪の予報です。
いつもながら命名されており、その名はWinter storm; Harperだそうです(笑)。

日曜日はなんと、最低−13度のようです。
週末の仕事当番なので、今から既に外出が心配です。

------------

今週は、久々に真面目な長期投資のお話をしましょう。

情報元は、JP morgan asset managementのHPからです。

https://am.jpmorgan.com/us/en/asset-management/gim/adv/insights/market-insights/get-invested-stay-invested-navigating-volatile-markets

まずは下図を御覧ください。


超簡単に要約しますと、、

「「 1950−2017年のデータを用いて、どのようなPortfolioが、どれだけの年数を経て、どのような損益を叩き出したのかが表示されています。

緑色は100%株式投資 (S&P 500)、青色は100%債券、灰色は各々に50%ずつ配分投資した場合の、投資リターンを経時的にわかりやすく示してあります。

私を含めた米国株投資ブログ運営者に多い100%株式投資は緑色に相当しますので、緑色の推移を見てみましょう。

1年という短期投資では、47%もの利益もあれば、−39%もの損失もあり得る。

5年ほど投資すれば、28%の利益もあれば、‐3%の損失もあり得る。

10年ほど投資すれば、19%の利益に対して、−1%まで損失を抑えられる。

さらに我慢して20年投資すると、17%の利益に対して、底値も上がってもはや損失ではなく+7%の利益まで上昇する。 」」

長期投資による恩恵が美しく図解表示されていますね。

まあ20年は難しく思えても、最低でも5年ほど投資するのが賢い投資方法なのでしょう。

右上にStocks (S&P 500) のAnnual average returnは11%とありますが、これはいわゆる古き良き時代の数字なのでしょう。今は5−7%と言われていますからね。今後はもっと緩やかになるとも、まことしやかに囁かれていますし。

債券のみでも、50%ずつの半々の配分でも、同じ傾向が見られたことは特筆に値します。

もちろん、途中でビビって狼狽売りしたら、振り出しに戻ることは言うまでもありませんね。

個人投資家は毎年の損益を気にせず、長期的な視点で気長に行きましょう。

Buy and Hold !!!

-----------------------------

さて、今週の動向を報告します。

今週の買い出しはありません。
現状維持です。

$3000ほど入金し、BTIを低値で指値注文しましたが刺さりませんでした。

今週は、O $15、 APTS $74と、2社から配当を頂き、そのまま自動で再投資されました。
-------------------------

現状をまとめますと、、

1)米国版の退職金である403(b)は$303,253 でした(含み益の総額は今となっては不明ですが、給料天引き$19,000、職場からのMatching (free money) $12,000、そして配当が年間を通して複利加算されます)。
2019年より限度額が再び増えて、合計$19,000を控除して入金可能になりました!!

― Blooomというロボアドと$9 /月で契約しており、2つの口座を必要に応じてリバランスしてもらっています。米国株、先進国株、新興国株、米国REIT、債券といった各種の投資信託ラインナップで、株式;債券=98:2と最もaggressiveに配分しています。

― 403(b)内での年間予想配当は$7,577です。

2)子供用の学費をNo Taxで運用できるNY529 college saving programは$58,458です(元金 $58,000)。

ようやくプラスに転じました!

― Growth stock index portfolio (VOOの投資信託版, 70%) >> Mid-cap stock index portfolio (30%)で運用中。
― 夫婦二人で$30,000/年まで資金投入可能。2018年度分は出資完了。
―$10,000まで税金控除可能。

3)Health Saving Account (HSA);VTSAX(=VTIの投資信託版)に$8,045あります。
2019年度分のMatching (free money) $1000が自動的に入金されました!!

含み損は -$84まで減ってきました。

―毎月の給料天引き($7,000/年)と、職場からのMatching $1000/年が資金源です。
403bと同様に、今年の限度額が増額されました!!

‐VTSAXがPaper lossを脱してVanguardから春の配当を得たら、口座維持のための手数料無料のLivelyに乗り換えます。

現在世話になっているUMB bankでは、勝手に$3/monthが引き落とされますからね。
1年で$3 x12 = $36
5年で$36 x 5 = $180も持っていかれますから、悪質な隠れコストです。

4)2017年1月からFidelityで運用する自分年金は$269,959(自分、家内、息子のRoth IRAを含む)でした。
2017年から始めて$7,259の含み益です (+2.76%)。

― 自分年金内での年間予想配当は$13,328 /yr($1,111/month)になりました。
次の目標は$14,400 /yr($1,200 /month)です。


以上、運用総額は$639,715でした(これは上記1−4の総額のみであり、預金や不動産は含まれておりません)。

―合計した年間予想配当は$20,905です( $1,742/month )。
次の目標は、$21,600($1,800/month)です。

Capital gainは見事に減ってしまいましたが、ありがたいことにIncome gainは少しずつ増えてゆくばかりです。

不安な時は、未来の配当予想額をボーツと眺めて、さらに経年変化の棒グラフでも作成して、一人静かにニヤニヤして気を紛らわせましょう(キモっ)。


参考までに、自分年金のPortfolioは以下の通りです。



さて、、、と。

懺悔室へようこそ;

今回も上記の自分年金における、-$1,000以上の含み損を成績順に発表します。
数少ない読者の方々にとって、「他人の不幸は蜜の味」ですよね。
今回も下落幅が大きく拡大したままです。

愚かな奴!と、笑ってやってください。

とはいえ、数年内にこれらの負け犬が一つずつ含み益への圏外に消えていく日を密かに夢見ています。Buy and Hold !!!



見事にランキング上位をたばこ株が独占しています。
でも本音を言うと、3銘柄ともにIncome gainのためにしばらく低空飛行を続けてほしいですね。

遠ーい将来に浮上してくれれば、現在のPaper lossは気になりません
(成長したな、、オッサン、、、)。

なお、PMは上昇を続けており、めでたく(?)圏外へと消えました。
でも本音では、もう一回下がってきて追加購入したいですね。


ワースト3位;  AT & T ; T -10%,  -$3,401

永遠の不発弾Tは相変わらずの含み損です。
株式を始めてすぐに購入し始めたのが T でした。まさにタイミングを誤って購入しましたが、この過ちは長期保有と底値付近での追加購入により解決するしかありません。

MorningStarによると、TのFair Valueは$37らしいので、まだまだUndervaluedです。
配当が微増することが発表されたので、しばらくは安泰です。

2/1の配当日まで低空飛行を続けてくれたら、安値でDRIPできます。
しばらく値上がりしませんように。。。



ワースト2位;   British American Tobacco; BTI    -24.4%,   -$8,451

Brexitへの不透明感、およびMenthol味の規制というFDAの報告を受けて、大暴落の真っ最中です。
MorningStarによると、BTIのFair Valueは$59らしいので、かなりUndervaluedです。

BTI様、どうか減配しませんように。。。
そして、2/12の配当日まで値上がりしませんように。。。



ワースト1位;Vector group;VGR    -32.1%,   -$2,154

タバコ会社とNYC不動産会社の二足のわらじを履くVGRが依然としてトップに君臨しています。BTIやPM同様に、たばこ会社にはかなりの逆風が吹いています。
Roth IRA内での投資ゆえに、VGRからの配当を自動再投資するのみ(DRIP)で、Do nothingです。

VGR様、どうか減配しませんように。。。



こんなに不安定な時期でも、各社から配当金が入り再投資できるのは有り難いものですね。

皆さんも、相場から逃げ出さずに喰らいついて行きましょう。

Keep investing, no matter how frightened you are !!     by Jack Bogle(故)

今後も、米国での投資・退職金を取り巻く現状や、私が学んだ投資に関する豆知識などを情報発信していきます。

モチベーション維持のためにも、訪問ついでにポチッとお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

米国株ランキング

0 件のコメント:

コメントを投稿