2019年4月7日日曜日

BTIが再びワースト圏内へ

NYでも少しずつ春の陽射しが溢れてきました。
なんと次の月曜には最高23度!と初夏の予想が出ています。

NYCでは、こうして気温のアップダウンを繰り返しながら季節が移ろいでいきます。
春と秋が短いのが玉に瑕というところでしょうか。

これ、変換してわかったのですが、たまに「きず」ってこう書くんですね。
知らなかった!恥ずかしい。。

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さて、今週の動向を報告します。

1)今週の買い出しはありません。
市場が上昇気流に乗っているので、買い出ししにくいです。このまま過去最高値を突破して行くのかに注目ですね。

2)今週の配当はありません。何だか寂しいのは気の所為(せい)でしょうか?

この漢字も知りませんでした。トホホ。。

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現状をまとめますと、、

1)米国版の退職金である403(b)は$332,613 でした。

― 含み益の総額は今となっては不明ですが、給料天引き$19,000、職場からのMatching $12,000、そして配当が年間を通して複利加算されます。
― 2019年より限度額が増えて、合計$19,000を税金控除して入金可能です。

ー米国株、先進国株、新興国株、米国REIT、債券といった各種の投資信託ラインナップで、株式;債券=98:2と最もaggressiveに配分しています。

― 403(b)内での年間予想配当は$7,678です。

2)子供用の学費をNo Taxで運用できるNY529 college saving programは$64,990です(元金 $58,000)。

― 2017年初から始め、黒字に転じています。

― Growth stock index portfolio (VOOの投資信託版, 70%) >> Mid-cap stock index portfolio (30%)で運用中。
― 夫婦二人で最大$30,000/年の資金投入可能。2018年度分まで出資完了。
―$10,000/年の税金控除可能。

3)Health Saving Account (HSA);Cashが$9,596あります。

― 毎月の給料天引き($7,000/年)と、職場からのMatching $1000/年が資金源です。
― 403bと同様に、限度額が増額されました。

Vanguardから春の配当を得たので、口座維持手数料が無料のLivelyに乗り換える手続きを開始しました。投信を現金化してからでないと移行できないというので、VTSAXを全額売って現金化しました。売却が少し早すぎた感は否めませんが、仕方ありません。。

手続きが完了するまでに数週間ほどの時間が必要なようですので、気長に待つことにします。


4)2017年1月からFidelityで運用する自分年金は$307,255(自分、家内、息子のRoth IRAを含む)でした。

― 2017年初から始めて$31,255の含み益です(+11.32%)。

― 自分年金内での年間予想配当は$14,365 /yr  ($1,197 /month)になりました。
―――――――――― 次の目標は$14,400 /yr  ($1,200 /month)です。


以上、運用総額は$714,454でした(これは上記1―4の総額のみであり、預金や不動産は含まれておりません)。

―合計した年間予想配当は$22,043  ($1,837 /month)です。
―――――――次の目標は$22,800  ($1,900 /month)です。

Capital gainには四季のように増減が付き物ですが、ありがたいことにIncome gainは少しずつ増えてゆくばかりです。

不安な時は、未来の配当予想額をボーツと眺めて、さらに経年変化の棒グラフでも作成して、一人静かにニヤニヤして気を紛らわせましょう(キモっ)。


参考までに、自分年金のPortfolioは以下の通りです。



さて、、、と。

懺悔室へようこそ!!

今回も上記の自分年金における、-$1,000以上の含み損を成績順に発表します。

数少ない読者の方々にとって、「他人の不幸は蜜の味」ですよね。
今回も下落幅が大きく拡大したままです。
愚かな奴ww !!!と、笑ってやってください。

でも、数年内にこれらの負け犬が一つずつ含み益への圏外に消えていく日を密かに夢見ています。Buy and Hold !!!

遠い将来に浮上してくれれば、現在のPaper lossは気になりません。
(成長したな、、オッサンKよ、、、)。

実は下記のワースト 2−4位の企業は、いずれも他社を合併して多額の負債を抱えている点で共通しており、株価低迷の大きな原因を占めています。いわゆるGrowing Painというヤツですね。Cash Flowが安定していれば、長期的に見て「良い負債」だと思いますけどね。


ワースト4位:  British American Tobacco:  BTI -3.6%,  -$1,370

当落線上でフラフラとしていましたが、あっという間にワースト圏内に返り咲きです。

EnglandがBrexitをまたも決着できなかっただけでなく、米国FDAが電子タバコによって痙攣が誘発された症例(真偽のほどは不明)を複数報告したために、株価は$40強をフラフラし始めました。


ワースト3位:  AT & T:  T -5.8%,  -$1,988

永遠の不発弾Tは相変わらずの含み損です。でも、スルスル~と上昇気流に乗っています。

株式を始めてすぐに購入し始めたのが T でした。まさにタイミングを誤って購入しましたが、この過ちは長期保有と底値付近での追加購入により解決するしかありません。

TWXとTとの合併阻止を目指したDOJによるAppealがようやく却下されました。この案件が最高裁に持ち込まれない限りは、TWXはTの元でWarner Mediaとして正式に機能して行くことになります。

MorningStarによるとTのFair Valueは$37らしいので、まだまだUndervaluedです。
今月下旬のQ1決算を待ちましょう。


ワースト2位:  CVS Health Corporation:  CVS -14.7%,  -$3,673

最近の悪決算を受けてCVSが急落して懺悔室に新たに仲間入りしただけでなく、トップを狙える位置まで昇り詰めました。
CVSのFair Valueは$80-96ですから、かなりのUndervaluedですね。
買収したAetnaの売上が計上されれば、株価はグンと上昇するはずです。

CVSは今も出血大セールの真っ最中です。

やっとBTIが上昇したと思ったら、CVSが奈落の底に沈んでいます。この辺りが個別株のリスクでもあり、醍醐味とも言えるのでしょう。


ワースト1位:  Vector group:  VGR    -29.1%,   -$1,953

タバコ会社とNYC不動産会社の二足のわらじを履くVGRが依然としてトップに君臨しています。BTIなどと同様に、たばこ会社にはかなりの逆風が吹いています。
Roth IRA内での投資ゆえに、VGRからの配当を自動再投資(DRIP)するだけで、Do nothingです。
最近の決算はまずまずでしたし、Cash flowも一安心でした。
とはいえ減配さえなければ良いので、あと一年位は低値のままでDRIPさせて下さい。。。



こんなに不安定な時期でも、各社から配当金が入り再投資できるのは有り難いものですね。

皆さんも、相場から逃げ出さずに喰らいついて行きましょう。


<過去の名言集:各HPへとリンクしてあります>

‐‐ 下記の記事が、埋もれずに人気記事として右上に表示されて欲しいという願いを込めて。
(私の過去の投資成績なんて、ある意味どうでもいいんです。買うだけですから。)


Do nothing is the best way for going forward. by Fidelity investments


Don't jump out from your ship! Get invested, stay invested. by J.P.Morgan


Keep investing, no matter how frightened you are !! by John Bogle (故: "Saint Jack") @ Vanguard 


If you want good investment performance, forget you have the account. by Fidelity investments


It's about time in the market not market timing. by Kiplinger


個人投資家1.3万人の調査結果 by 日経新聞


長期投資の鉄則;買った値段は気にしない by 苦瓜達郎 氏

株は上質なギャンブルである by 外山滋比古 氏

今後も、米国での投資・退職金を取り巻く現状や、私が学んだ投資に関する豆知識などを情報発信していきます。

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