2019年11月9日土曜日

2019年11月第2週の運用総額

ここ最近の米国市場はずっと右肩上がりです。

下図の通り、MACDは右肩上がり、RSIも69まで上昇しています。


(Stockcharts.comより引用)


そして、Fear and Greed indexはこれまでに(個人的には)見たこともないほどにExtreme Greed側に振り切っています。


(money.cnn.comより引用)

FRBが金利を下げて、米中関係が”表面上”の落ち着きを取り戻そうかに見える状況で、かつ50日移動平均線を超えたからと言っても、素人の私にはさすがに買われ過ぎのように見えてなりません。

こういう状況を見る限り、個人的には積極的に買い増しをする気になれません。

特に理由もなく、”あの”BTIまで上昇して来ましたし(笑)。。。

近いうちに、ドカンと下へ折り返すのではないかと推測しています。

そうなったら、Cash is kingですね。

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最近の動向を報告します。

1)今週の配当:CVSより$290.07を頂き、自動でDRIPされていきました。

2)今週の買い出しはありません。指を咥えて眺めているだけです。

3)なんとVGRが次次回から減配すると発表しました。
それを受けて、一時的に10%以上も株価が下落しました。。

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現状をまとめますと、、

1)米国版の退職金をNo taxで運用できる403(b)は$372,139 でした (2009年12月から積み立て開始)。

― 2019年より限度額が増えて、合計$19,000を税金控除して入金可能です。

― 含み益の総額は今となっては不明ですが、給料天引き$19,000、職場からのMatching $15,000、そして配当が年間を通して複利加算されます。

― 米国株 80%、先進国株 10%、新興国株 10%、(債券 1%)といった各種のIndex Fundsでvery aggressiveに配分しています。
― 403(b)内での年間予想配当は$7,827です。


2)子供用の学費をNo Taxで運用できるNY529 college saving programは$96,969です(元金 $83,000)。

― 2017年初から始めて黒字を維持しています。

― Growth stock index portfolio (80%, large-cap stocks) 、 Mid-cap stock index portfolio (20%)で運用中。

― 夫婦二人で最大$30,000/年の資金投入可能。2019年度分として更に$5,000を追加出資予定。

―$10,000/年の税金控除可能。


3)将来の医療費をNo Taxで運用できるHealth Saving Account (HSA)は、VTSAXとCashを合わせて$13,817あります。

― 毎月の給料天引き($6,000/年)と、職場からのMatching $1,000/年が資金源です。

― 403bと同様に限度額が増額され、合計$6,000/年を税金控除して入金可能です。

― HSA内での年間予想配当は$214です。

給料から自動引落としで入金される度に、VTSAX $250 x2 / 月の自動買付けを設定しました。


4)Vanguard New York Municipal Money Market Fund (VYFXX)に、$20,236あります(元金$20,000)。

このFundの売却益にはTaxを課せられますが、利子に対してはNY residentsのみNO Federal & State Taxです。

Liquidityも高い(3日で現金化可能)ようなので、緊急資金用として利用しています。


5)2017年1月からFidelityで運用する自分年金は$383,527(自分、家内、息子のRoth IRAを含む)でした。

― 2017年初から少しずつ買い始めて、現在は$57,527の含み益です(+17.65%)。

投資額の割に少ないGainですが、コツコツやるのみです。


― 自分年金内での年間予想配当は$18,173 /yr  ($1,514 /month)になりました。
―――――――――― 次の目標は$19,200 /yr  ($1,600 /month)です。


以上、運用総額は$886,688でした(これは上記1―5の総額のみであり、預金や不動産は含まれておりません)。

―合計した年間予想配当は$26,214  ($2,184 /month)です。
―――――――次の目標は$26,400  ($2,200 /month)です。

Capital gainには四季のように増減が付き物ですが、ありがたいことにIncome gainは少しずつ増えてゆくばかりです。

不安な時は、未来の配当予想額をボーツと眺めて、さらに経年変化の棒グラフでも作成して、一人静かにニヤニヤして気を紛らわせましょう。自分年金を始めてから3年経過したらやってみるつもりです。

参考までに、自分年金のPortfolioは以下の通りです。

BTIは今も大きな含み損ですが、DRIPしながらの逆張り投資で遅い春の訪れを待ちつつ、このまま耐え忍びます。。。



さて、、、と。

懺悔室へようこそ!!

今回も上記の自分年金における、-$1,000以上の含み損を成績順に発表します。

数少ない読者の方々にとって、「他人の不幸は蜜の味」ですよね。
今回も下落幅が大きく拡大したままです。
愚かな奴ww !!!と、笑ってやってください。

でも、数年内にこれらの負け犬が一つずつ含み益へと圏外に消えていく日を密かに夢見ています。Buy and Hold !!!

遠い将来に浮上してくれれば、現在のPaper lossは気になりません。
(成長したな、、オッサンKよ、、、)。


----------------------------- 心理圧迫テストへの境界線?! ------------------------------------------------------

ワースト2位:Vector Group VGR  -$ 1,141    -17.0  %

たばこ会社とNY不動産会社の今後の行く末に注目しています。

とうとう次の次から50%も減配されることが発表されて大幅に下落しました。
またも、分散投資の重要性を痛感しました。
Altriaと同じくらいの配当に落ち着きそうなので、しばらく様子見のHOLDです。
長期的には、会社として正しい選択をしたのでしょう。


ワースト1位:  British American Tobacco:  BTI   -$ 4,411  -10.0%

FDAがMenthol味のタバコを禁止するかもしれないこと、MOのJUULへの強い風当たり、世界中の喫煙人口が漸減していくとの予測により下落したままです。
とはいえ、こちらNYCでは喫煙人口が減っているような印象はありません。
JUUL、Liquid Tobacco、普通のタバコはあちこちで見かけます。

TやCVSを見てもわかるように、下落し始めてから1.5―2年は我慢の時期でしょうか。
贅沢なCash Flowが維持されている限りは、減配も含めて全く心配しておりません!!

今月の配当をDRIPすれば、含み損がまた少し減るはずです。

Brexitがどうなるか、その後の影響についても興味津々です。
その後の反応次第で、再び応援買いに出動します。


どんなに不安定な時期でも、各社から配当金が入り再投資できるのは有り難いものです。

長期投資を念頭に置き、皆さんも相場から逃げ出さずに喰らいついて行きましょう。

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Do nothing is the best way going forward. by Fidelity investments


Don't jump out from your ship! Get invested, stay invested. by J.P.Morgan


Keep investing, no matter how frightened you are !! by John Bogle (故: "Saint Jack") @ Vanguard 


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長期投資の鉄則;買った値段は気にしない by 苦瓜達郎 氏

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今後も、米国での投資・退職金を取り巻く現状や、私が学んだ投資に関する豆知識などを情報発信していきます。

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