2019年3月24日日曜日

2019年3月第4週の運用総額は、、、。


かなりの上げ相場で来ていたのに、金曜日になって結構下落しましたね。

2007年以来、12年振りにYield curveがInvertedしたそうです。2019後半から2020年に向けて不況がやってくるとニュースになっています。
近い将来の出血大セールに向けての現金確保は、これから大切になってきますね。
給料天引きの積み立て以外は、安易に買い出しが出来にくくなってきました。

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さて、今週の動向を報告します。

今週の買い出しはありません。
CVSの応援買いをしようと思っていましたが、なかなか下がってくれませんでした。

近い将来に下落する予想があるのなら、そう安々と買い増せませんね。。


今週の配当はありませんでしたが、WSMより増配という嬉しい知らせがありました。

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現状をまとめますと、、

1)米国版の退職金である403(b)は$319,834 でした。

― 含み益の総額は今となっては不明ですが、給料天引き$19,000、職場からのMatching $12,000、そして配当が年間を通して複利加算されます。
― 2019年より限度額が増えて、合計$19,000を税金控除して入金可能です。

ー米国株、先進国株、新興国株、米国REIT、債券といった各種の投資信託ラインナップで、株式;債券=98:2と最もaggressiveに配分しています。

― 403(b)内での年間予想配当は$7,693です。

2)子供用の学費をNo Taxで運用できるNY529 college saving programは$62,591です(元金 $58,000)。

― 2017年初から始め、黒字に転じています。

― Growth stock index portfolio (VOOの投資信託版, 70%) >> Mid-cap stock index portfolio (30%)で運用中。
― 夫婦二人で$30,000/年まで資金投入可能。2018年度分まで出資完了。
―$10,000まで税金控除可能。

3)Health Saving Account (HSA);VTSAX(=VTIの投資信託版)にCashを含めて$9,298あります。

― 毎月の給料天引き($7,000/年)と、職場からのMatching $1000/年が資金源です。
― 403bと同様に、限度額が増額されました。
― 2018年半ばから始め、黒字に転じています。

Vanguardから春の配当を得たら、口座維持手数料が無料のLivelyに乗り換える予定です。

4)2017年1月からFidelityで運用する自分年金は$300,107(自分、家内、息子のRoth IRAを含む)でした。

― 2017年から始めて、$24,907の含み益です(+9.05%)。

― 自分年金内での年間予想配当は$14,048 /yr  ($1,171 /month)になりました。
―――――――――― 次の目標は$14,400 /yr  ($1,200 /month)です。


以上、運用総額は$691,830でした(これは上記1―4の総額のみであり、預金や不動産は含まれておりません)。

―合計した年間予想配当は$21,741  ($1,812 /month)です。
―――――――次の目標は$22,800  ($1,900 /month)です。

Capital gainには四季のように増減が付き物ですが、ありがたいことにIncome gainは少しずつ増えてゆくばかりです。

不安な時は、未来の配当予想額をボーツと眺めて、さらに経年変化の棒グラフでも作成して、一人静かにニヤニヤして気を紛らわせましょう(キモっ)。


参考までに、自分年金のPortfolioは以下の通りです。



さて、、、と。

懺悔室へようこそ;

今回も上記の自分年金における、-$1,000以上の含み損を成績順に発表します。

数少ない読者の方々にとって、「他人の不幸は蜜の味」ですよね。
今回も下落幅が大きく拡大したままです。
愚かな奴 !!!と、笑ってやってください。

でも、数年内にこれらの負け犬が一つずつ含み益への圏外に消えていく日を密かに夢見ています。Buy and Hold !!!

遠い将来に浮上してくれれば、現在のPaper lossは気になりません。
(成長したな、、オッサンKよ、、、)。

実は下記のワースト 2-4位の企業は、いずれも他社を合併して多額の負債を抱えている点で共通しており、株価低迷の大きな原因を占めています。いわゆるGrowing Painというヤツですね。Cash Flowが安定していれば、長期的に見て「良い負債」だと思いますけどね。


ワースト4位; British American Tobacco; BTI    -4.1%,   -$1,559

Brexitへの不透明感、およびMenthol味の規制というFDAの報告を受けて、大暴落の真っ最中でしたが、急激に上昇してきました。この勢いなら、もうじき圏外に抜け出すかもしれません。
MorningStarによると、BTIのFair Valueは$59らしいので未だにUndervaluedです。

BTIは、FDAによるMenthol規制案に断固として反対する姿勢を遂に示しました。
さらに今年も増配すると最近発表されました。ヨッシャー!!

つい先日まで「眠れる獅子」状態だったBTIが上昇の兆しを見せ始め、ついに自分年金の首位の座へ昇格しています。諸事情でコテンパンに売り叩かれたValue stockがどこまで、そしてどういう風に上昇するのか、客観的に楽しみです。


ワースト3位; AT & T ; T -9.5%,  -$3,263

永遠の不発弾Tは相変わらずの含み損です。
株式を始めてすぐに購入し始めたのが T でした。まさにタイミングを誤って購入しましたが、この過ちは長期保有と底値付近での追加購入により解決するしかありません。

TWXとTとの合併阻止を目指したDOJによるAppealがようやく却下されました。この案件が最高裁に持ち込まれない限りは、TWXはTの元でWarner Mediaとして正式に機能して行くことになります。
MorningStarによると、TのFair Valueは$37らしいので、まだまだUndervaluedです。


ワースト2位;   CVS Health Corporation;  CVS -15.4%,  -$3,058

最近の悪決算を受けてCVSが急落して懺悔室に新たに仲間入りしただけでなく、トップを狙える位置まで昇り詰めました。
CVSのFair Valueは$80-96ですから、かなりのUndervaluedですね。

CVSは今も出血大セールの真っ最中です。

やっとBTIが上昇したと思ったら、CVSが奈落の底に沈んでいます。この辺りが、個別株のリスクでもあり、醍醐味とも言えるのでしょう。


ワースト1位;Vector group;VGR    -33.3%,   -$2,239

タバコ会社とNYC不動産会社の二足のわらじを履くVGRが依然としてトップに君臨しています。BTIなどと同様に、たばこ会社にはかなりの逆風が吹いています。
Roth IRA内での投資ゆえに、VGRからの配当を自動再投資(DRIP)するだけで、Do nothingです。
BTIと同様に底値から少し上昇し始めました。最近の決算はまずまずでしたし、Cash flowも一安心でした。
とはいえ減配さえなければ良いので、あと一年位は低値のままでいて下さい。。。



こんなに不安定な時期でも、各社から配当金が入り再投資できるのは有り難いものですね。

皆さんも、相場から逃げ出さずに喰らいついて行きましょう。


<過去の名言集:各HPへとリンクしてあります>

‐‐ 下記の記事が、埋もれずに人気記事として右上に表示されて欲しいという願いを込めて。
(私の過去の投資成績なんて、ある意味どうでもいいんです。買うだけですから。)


Do nothing is the best way for going forward. by Fidelity investments


Don't jump out from your ship! Get invested, stay invested. by J.P.Morgan


Keep investing, no matter how frightened you are !! by John Bogle (故: "Saint Jack") @ Vanguard 


If you want good investment performance, forget you have the account. by Fidelity investments


It's about time in the market not market timing. by Kiplinger


個人投資家1.3万人の調査結果 by 日経新聞


長期投資の鉄則;買った値段は気にしない by 苦瓜達郎 氏

株は上質なギャンブルである by 外山滋比古 氏

今後も、米国での投資・退職金を取り巻く現状や、私が学んだ投資に関する豆知識などを情報発信していきます。

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