2020年5月4日月曜日

2020年4月第5週の運用総額: 新型コロナ収束まで3-5年?


週末の仕事当番につき、更新が遅れました。

疫学的収束に向けた3つのシナリオが日経新聞に掲載されていました。


(日経新聞電子版より掲載)

Best case scenarioとして、早くても1-2年後のシナリオが描かれています。

そうでなければベースとして、集団免疫獲得までに3-5年も必要とあります。

worst case scenarioは、、、考えたくもありません。。

未来の我々の環境はどうなっているのでしょうか?



NYCは初夏の様相を感じさせるほどに気候が良くなっており、New Yorkerは(勝手に)外出し始めているように見えます。

2nd waveがやってくるのではないかと、今から戦々恐々としています。

未だにCOVID-19がどれほどまでに我々の生活に爪痕を残しているのか分かりません。

収束までに3-5年も掛かるかもしれませんし。

よって、まだ2番底には至っていないはずですから、この暗いトンネルの先はまだまだ長そうです。

明けない夜はない」と信じて。。

「Do nothing, and buy more when you can !!」


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最近の動向を報告します。

1)今週の配当はMOより$284、Tより$549.17、CVSより$294.38あり、自動でDRIPされました。

2)今週の自主的な買い増しもありません。

403b, 457b, HSAには、給与天引きで自動積立てされています。

今回の下落を受けて、403b, 457bへの給与天引き額を前倒しで引き上げています。

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現状をまとめますと、、

1)米国版の退職金をNo taxで運用できる、403(b) plan (= 401K)と457(b) planの総額は$362,693 でした (403(b)は2009年12月から、457(b)は2020年2月から積み立て開始)。

― 毎年のように限度額が微増しており、2020年はそれぞれのPlanへ$19,500を給与天引き、かつ税金控除して自動積立てできます( $19,500 x 2 = $39,000 in total)。

― 含み益の総額は今となっては不明ですが、今年から給料天引き$39,000、職場からのMatching $15,000、そして配当が年間を通して複利加算されます。

― 全額をS&P500連動型の米国株のIndex Fundにしました(手数料0.02%のIndex fundへ一本化)。

― 403(b)内での年間予想配当は$11,673です。


2)子供用の学費をNo Taxで運用できるNY529 college saving programは$103,307です(元金 $88,000)。

― 2017年初から徐々に始めました。

403bと同様に、Growth stock index portfolio (100%, U.S. large-cap stocks) で運用しています。

― 夫婦二人で最大 $30,000/年を資金投入可能です($10,000/年の税金控除可能)。

― 2020年度分は未納です。


3)将来の医療費をNo Taxで運用できるHealth Saving Account (HSA)は、VTSAXとCashを合わせて$16,313あります。

― 毎月の給料天引き($6,100/年)と、職場からのMatching $1,000/年が資金源です。

― 403bと同様に限度額が増額され、2020年は合計$7,100/年を税金控除して入金可能です。

― HSA内での年間予想配当は$308です。

給料から自動引落としで入金される度に、VTSAX (= VTI) $250 x2 / 月の自動買付けを設定しています。


4)Vanguard New York Municipal Money Market Fund (VYFXX)に、$ 20,352あります(元金$20,000)。

このFundの売却益にはTaxを課せられますが、利子に対してはNY residentsのみNO Federal & State Taxです。

Liquidityも高い(3日で現金化可能)ようなので、緊急資金用として利用しています。


5)2017年1月からFidelityで運用する自分年金は$323,779(自分、家内、息子のRoth IRAを含む)でした。

― 2017年初から少しずつ買い始めたのに、現在は $ - 14,221含み損です( -4.21%)。

含み損になりましたが、コツコツやるのみです。

― 2020年度のIRA contributionとして$6,000を入金済み(夫婦二人で$12,000 / year 入金可能) 。

― 自分年金内での年間予想配当は$17,239 /yr  ($1,437 /month)になりました。
―――――――――― 次の目標は$19,200 /yr  ($1,600 /month)です。


以上、運用総額は$ 826,444でした(これは上記1―5の総額のみであり、預金や不動産は含まれておりません)。


とはいえ、もちろん今後も基本的に「放ったらかし」長期投資です。
(大出血セールにつき、適宜応援買いと配当再投資は続けます)。


―合計した年間予想配当は$29,206 ($2,434 /month)です。
―――――――次の目標は$31,200  ($2,600 /month)です。

Capital gainには四季のように増減が付き物ですが、ありがたいことにIncome gainは少しずつ増えてゆくばかりです。
(配当カットがなければの話ですけど。。)


不安な時は、未来の配当予想額をボーツと眺めて、さらに経年変化の棒グラフでも作成して、一人静かにニヤニヤして気を紛らわせましょう。


参考までに、自分年金のPortfolioは以下の通りです。



さて、、、と。

懺悔室へようこそ!!

今回も上記の自分年金における、-$1,000以上の含み損を成績順に発表します。

数少ない読者の方々にとって、「他人の不幸は蜜の味」ですよね。
愚かな奴ww !!!と、笑ってやってください。

今回のコロナウイルス感染症による騒動で、含み損エリアに負け組がどんどん増えてきました。

もちろん嬉しくはないですが、これも個別株投資の醍醐味?!ということで。。。


----------------------------- 心理圧迫テストへの境界線?! ------------------------------------------------------


瞬く間に負け組ばかりの大所帯になったので、(どうでもよい私の説明は抜きで)各社の名前と含み損のみ示します。

正確に列挙するだけでも一苦労ですな。。

今週も放ったらかし投資です。。

10) VYM  $ -1,117    -5.8%


9) APTS  $ -1,624    -37.1% 


8) MO  $ -2,362    -15.3%


7) ET  $ -2,497    -39.7%


6) NRZ $ -3,232    -60.4%:配当カット。。。


5) BTI  $ -4,227    -9.4%


4) T  $ - 4,763     -12.9%


3) EPD  $ -6,683    -34.1%


2) RDS.B  $ -16,576    -46.8% 

:なんとあのシェルまでが配当を66%も減配すると発表!!WW2以来の出来事らしいです。

泣き面に蜂とはまさにこのことなり。。


1) SPG  $ -18,149    -56.4%


皆さんに醜態を晒しながらも、耐えながら配当再投資をすることだけは続けます。


どんなに不安定な時期でも、各社から配当金が入り再投資できるのは有り難いものです。

長期投資を念頭に置き、皆さんも相場から逃げ出さずに喰らいついて行きましょう。

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Keep investing, no matter how frightened you are !! by John Bogle (故: "Saint Jack") @ Vanguard 


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長期投資の鉄則;買った値段は気にしない by 苦瓜達郎 氏

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