2020年5月23日土曜日

2020年5月第4週の運用総額:今後は敗者のゲームに傾注しようかな

こちらNYCでは大量の重症者・死者が出てしまい、一部では医療崩壊が起きました。

一方で日本のコロナ感染症は、米国ほど悲惨な状況にならずに済みそうで何よりです。


どうやら欧米人と比較して、日本人の重症化率が非常に低いことが影響しているようです。

「人口100万人あたりの死者は、米英で500-600人なのに対して、日本では約6人」

と、100倍もの乖離があります。

出典:朝日Digital
https://digital.asahi.com/articles/ASN5P5KCKN5PUCFI003.html


医療体制の違いはあれど、やはり遺伝的要因が影響しているのではないかと、ゲノム解析が始まりました。

ワクチンが世界中に普及するまでは、時間がかかるかもしれませんね。


明けない夜はない」と信じて。。

Do nothing, and buy more when you can !!


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最近の動向を報告します。

1)今週の配当は、ETより$148.42、BTIより$697.16で、全てDRIPされました。

2)今週の自主的な買い増しはありません。

でも、403b, 457b, HSAには給与天引きで自動積立てされています。

今回の下落を受けて、給与天引き額を前倒しで引き上げています。

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現状をまとめますと、、

1)米国版の退職金をNo taxで運用できる、403(b) plan (= 401K)と457(b) planの総額は$390,165 でした (403(b)は2009年12月から、457(b)は2020年2月から積み立て開始)。

― 毎年のように限度額が微増しており、2020年はそれぞれのPlanへ$19,500を給与天引き、かつ税金控除して自動積立てできます( $19,500 x 2 = $39,000 in total)。

― 含み益の総額は今となっては不明ですが、今年から給料天引き$39,000、職場からのMatching $15,000、そして配当が年間を通して複利加算されます。

― 全額をS&P500連動型の米国株のIndex Fundにしています(手数料0.02%のIndex fundへ一本化)。

― 403(b)内での年間予想配当は$12,023です。


2)子供用の学費をNo Taxで運用できるNY529 college saving programは$110,852です(元金 $88,000)。

― 2017年初から徐々に始めました。

403bと同様に、Growth stock index portfolio (100%, U.S. large-cap stocks) で運用しています。

― 夫婦二人で最大 $30,000/年を資金投入可能です($10,000/年の税金控除可能)。

― 2020年度分は未納です。


3)将来の医療費をNo Taxで運用できるHealth Saving Account (HSA)は、VTSAXとCashを合わせて$17,541あります。

― 毎月の給料天引き($6,100/年)と、職場からのMatching $1,000/年が資金源です。

― 403bと同様に限度額が増額され、2020年は合計$7,100/年を税金控除して入金可能です。

― HSA内での年間予想配当は$313です。

給料から自動引落としで入金される度に、VTSAX (= VTI) $250 x2 / 月の自動買付けを設定しています。


4)Vanguard New York Municipal Money Market Fund (VYFXX)に、$ 25,352あります(元金$25,000)。

このFundの売却益にはTaxを課せられますが、利子に対してはNY州居住者のみNO Federal & State Taxです。

Liquidityも高い(3日で現金化可能)ようなので、緊急資金・息子の大学費用として利用します。


5)2017年1月からFidelityで自ら運用する自分年金は$338,976(自分、家内、息子のRoth IRAを含む)でした。

― 2017年初から少しずつ買い始めても、現在は $ - 5,024含み損です( -1.46%)。

含み損ですが、コツコツやるのみです。

― 2020年度のIRA contributionとして$12,000を入金済み 。

― 自分年金内での年間予想配当は$17,216 /yr  ($1,435 /month)になりました。
―――――――――― 次の目標は$18,000 /yr  ($1,500 /month)です。


以上、運用総額は$ 882,886でした(これは上記1―5の総額のみであり、預金や不動産は含まれておりません)。

―合計した年間予想配当は$29,552 ($2,463 /month)です。
―――――――次の目標は$30,000  ($2,500 /month)です。

Capital gainには四季のように増減が付き物ですが、ありがたいことにIncome gainは少しずつ増えてゆくばかりです。
3社もの配当カットを経験して、実際には減りましたけど。。

今後も基本的に「放ったらかし」長期投資です。
(配当再投資と買い増しは続けます)。


参考までに、自分年金のPortfolioは以下の通りです。





久々に、上記1−5の金融資産を合わせた円グラフを提示します。



こうしてみると、S&P500を主とした米国株インデックスファンドに63%を投じていることがよく分かります。

今後もこの割合を増やしていきます。



さて、、、と。

懺悔室へようこそ!!

今回も上記の自分年金における、-$1,000以上の含み損を成績順に発表します。

数少ない読者の方々にとって、「他人の不幸は蜜の味」ですよね。
愚かな奴ww !!!と、笑ってやってください。

今回のコロナウイルス感染症による騒動で、含み損エリアに負け組がどんどん増えてきました。

もちろん嬉しくはないですが、これも個別株投資の醍醐味?!ということで。。。


----------------------------- 心理圧迫テストへの境界線?! ------------------------------------------------------


瞬く間に負け組ばかりの大所帯になったので、(どうでもよい私の説明は抜きで)各社の名前と含み損のみ示します。

正確に列挙するだけでも一苦労ですな。。



複数の配当カットを経験して、今後の方針を再考しました。

負け組への配当再投資はできるだけ続けますが、新たな資金はインデックスファンドに優先して振り分けて行く予定です。

負け組ばかりに応援投資ししても、将来的に報われるのか自信が持てなくなったことが大きいですね。


COVID-19 で非難されて、タバコを取り巻く環境はどうなるか?

人の往来が激減しても、石油ビジネスの未来は再び明るくなるのか?

いつになればShopping Mallに再び買い物客は戻ってくるのか? など、数え出したら枚挙に暇がありません。


下記のように、個別株および高配当投資は超難関であると身を持って体験したので、今後もビギナーらしく「敗者のゲーム」に傾注して行くつもりです。



10) PM $ -1,306   -6.5%


9) APTS  $ -1,574    -35.9%  配当を33%カット!!


8) ET  $ -2,282    -35.4%


7) MO  $ -2,423    -15.7%


6) BTI  $ -2,564    -5.6%


5) NRZ $ -2,793    -52.1%:配当を90%カット!


4) T  $ - 4,784     -12.9%


3) EPD  $ -5,495    -27.5%


2) RDS.B  $ -16,254    -45.9% :配当を66%カット!


1) SPG  $ -20,058    -62.3%


皆さんに醜態を晒しながらも、耐えながら配当再投資をすることだけは続けます。

長期投資を念頭に置き、皆さんも相場から逃げ出さずに喰らいついて行きましょう。

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Do nothing is the best way going forward. by Fidelity investments


Don't jump out from your ship! Get invested, stay invested. by J.P.Morgan


Keep investing, no matter how frightened you are !! by John Bogle (故: "Saint Jack") @ Vanguard 


If you want good investment performance, forget you have the account. by Fidelity investments


It's about time in the market not market timing. by Kiplinger


個人投資家1.3万人の調査結果 by 日経新聞


長期投資の鉄則;買った値段は気にしない by 苦瓜達郎 氏

株は上質なギャンブルである by 外山滋比古 氏

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