2020年5月17日日曜日

2020年5月第3週の運用総額:あるチャーチストによる大幅下落予測

いろいろと日々の情報を検索しているうちに、あるChartistによる予測が目に飛び込んできました。




出典:
https://www.quora.com/How-is-it-the-stock-market-keeps-going-up-even-though-half-the-businesses-in-America-are-closed-down-and-unemployment-rate-is-skyrocketing-due-to-coronavirus

上図は、S&P500の今後の行く末を示唆しています。

2000-2003年、および2007-2009年の弱気相場が始まる直前のピークまで、S&P500が下落するというのです。

今年始めのピークからして50%ほど下落するので、1500程度まで下落するらしいです。

これが本当かどうかは、Time will tell....ということでしょうね。

私の周囲の状況からして、2番底がやってくると私は踏んでいるので、深い谷がそのうちやってくるというのは信じても良いかもしれません。

明けない夜はない」と信じて。。

Do nothing, and buy more when you can !!


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最近の動向を報告します。

1)今週の配当は、EPDより$335.52、ABBVより$186.76、Oより$17.35、NRZより$18.15、AAPLより$14.34でした。全てDRIPされました。


今後はDRIPを解除して現金確保します。

どうもFidelityによりDRIPされる株価が思った数値よりも高めに出るので、自分で配当再投資することにしました。

すでに株式売買への手数料は廃止されているので、手間がかかること以外は大きな問題ありません。

2)今週の自主的な買い増し・入金は、下記の通りです。

待ちに待ったTax returnがNY stateからあったので、下記のVYFXXに$5,000を入金しました。

IRAに$6,000を入金して、Roth conversionの手続きを開始しました。 

403b, 457b, HSAには、給与天引きで自動積立てされています。

今回の下落を受けて、403b, 457bへの給与天引き額を前倒しで引き上げています。

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現状をまとめますと、、

1)米国版の退職金をNo taxで運用できる、403(b) plan (= 401K)と457(b) planの総額は$374,672 でした (403(b)は2009年12月から、457(b)は2020年2月から積み立て開始)。

― 毎年のように限度額が微増しており、2020年はそれぞれのPlanへ$19,500を給与天引き、かつ税金控除して自動積立てできます( $19,500 x 2 = $39,000 in total)。

― 含み益の総額は今となっては不明ですが、今年から給料天引き$39,000、職場からのMatching $15,000、そして配当が年間を通して複利加算されます。

― 全額をS&P500連動型の米国株のIndex Fundにしました(手数料0.02%のIndex fundへ一本化)。

― 403(b)内での年間予想配当は$11,914です。


2)子供用の学費をNo Taxで運用できるNY529 college saving programは$107,639です(元金 $88,000)。

― 2017年初から徐々に始めました。

403bと同様に、Growth stock index portfolio (100%, U.S. large-cap stocks) で運用しています。

― 夫婦二人で最大 $30,000/年を資金投入可能です($10,000/年の税金控除可能)。

― 2020年度分は未納です。


3)将来の医療費をNo Taxで運用できるHealth Saving Account (HSA)は、VTSAXとCashを合わせて$16,436あります。

― 毎月の給料天引き($6,100/年)と、職場からのMatching $1,000/年が資金源です。

― 403bと同様に限度額が増額され、2020年は合計$7,100/年を税金控除して入金可能です。

― HSA内での年間予想配当は$313です。

給料から自動引落としで入金される度に、VTSAX (= VTI) $250 x2 / 月の自動買付けを設定しています。


4)Vanguard New York Municipal Money Market Fund (VYFXX)に、$ 25,352あります(元金$25,000)。

このFundの売却益にはTaxを課せられますが、利子に対してはNY residentsのみNO Federal & State Taxです。

Liquidityも高い(3日で現金化可能)ようなので、緊急資金用として利用します。


5)2017年1月からFidelityで自ら運用する自分年金は$328,763(自分、家内、息子のRoth IRAを含む)でした。

― 2017年初から少しずつ買い始めても、現在は $ - 15,237含み損です( -4.43%)。

含み損になりましたが、コツコツやるのみです。

― 2020年度のIRA contributionとして$12,000を入金済み 。

― 自分年金内での年間予想配当は$17,117 /yr  ($1,426 /month)になりました。
―――――――――― 次の目標は$18,000 /yr  ($1,500 /month)です。


以上、運用総額は$ 852,862でした(これは上記1―5の総額のみであり、預金や不動産は含まれておりません)。

―合計した年間予想配当は$29,344 ($2,445 /month)です。
―――――――次の目標は$30,000  ($2,500 /month)です。

Capital gainには四季のように増減が付き物ですが、ありがたいことにIncome gainは少しずつ増えてゆくばかりです。
3社もの配当カットを体験して、実際には減りましたけど。。

今後も基本的に「放ったらかし」長期投資です。
(配当再投資と適宜応援買いは続けます)。

不安な時は、未来の配当予想額をボーツと眺めて、さらに経年変化の棒グラフでも作成して、一人静かにニヤニヤして気を紛らわせましょう。


参考までに、自分年金のPortfolioは以下の通りです。






さて、、、と。

懺悔室へようこそ!!

今回も上記の自分年金における、-$1,000以上の含み損を成績順に発表します。

数少ない読者の方々にとって、「他人の不幸は蜜の味」ですよね。
愚かな奴ww !!!と、笑ってやってください。

今回のコロナウイルス感染症による騒動で、含み損エリアに負け組がどんどん増えてきました。

もちろん嬉しくはないですが、これも個別株投資の醍醐味?!ということで。。。


----------------------------- 心理圧迫テストへの境界線?! ------------------------------------------------------


瞬く間に負け組ばかりの大所帯になったので、(どうでもよい私の説明は抜きで)各社の名前と含み損のみ示します。

正確に列挙するだけでも一苦労ですな。。

今週も放ったらかし投資です。。

11) VYM  $ -1,353   -7.0%


10) APTS  $ -1,791    -40.8%  配当を33%カットされた!!


9) PM $ -2,019   -10.0%


8) ET  $ -2,794    -44.3%


7) MO  $ -2,817    -18.2%


6) NRZ $ -3,192    -59.6%:配当を90%もカットされた!


5) BTI  $ -4,227    -9.3%


4) T  $ - 6,470     -17.5%


3) EPD  $ -6,662    -33.4%


2) RDS.B  $ -17,352    -49.0% :配当を66%もカット!


1) SPG  $ -20,783    -64.6%


皆さんに醜態を晒しながらも、耐えながら配当再投資をすることだけは続けます。


どんなに不安定な時期でも、各社から配当金が入り再投資できるのは有り難いものです。

長期投資を念頭に置き、皆さんも相場から逃げ出さずに喰らいついて行きましょう。

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‐‐ 下記の記事が、埋もれずに人気記事として右上に表示されて欲しいという願いを込めて。


Do nothing is the best way going forward. by Fidelity investments


Don't jump out from your ship! Get invested, stay invested. by J.P.Morgan


Keep investing, no matter how frightened you are !! by John Bogle (故: "Saint Jack") @ Vanguard 


If you want good investment performance, forget you have the account. by Fidelity investments


It's about time in the market not market timing. by Kiplinger


個人投資家1.3万人の調査結果 by 日経新聞


長期投資の鉄則;買った値段は気にしない by 苦瓜達郎 氏

株は上質なギャンブルである by 外山滋比古 氏

今後も、米国での投資・退職金を取り巻く現状や、私が学んだ投資に関する豆知識などを情報発信していきます。

4 件のコメント:

  1. オッサンK様
    初めまして、50代投資家のたこ焼き太郎と申します。
    オッサンKさんの素晴らしいほったらかし投資法をうらやましく眺めております。
    私も保有株の約10%を占めるRDS-Bの大減配を食らってメンタルきついです。
    この際、他の銘柄に乗り換えようかどうか迷っています。
    オッサンKさんは大減配銘柄の組替等考えたことはないですか?
    よろしくご教授願います。

    返信削除
  2. たこやき太郎様

    コメントありがとうございます。
    私も数社の大減配を経て実際には凹んでおります。このコロナ危機・不況を乗り切れば、大企業であるRDSの配当はいずれ回復するのではないかと密かに期待しています。私は銘柄の入れ替えを考えていませんが、損出しをしてインデックス型に乗り換えることは考えるかもしれません。

    節税のために年末にかけて世界中で損出しが行われるはずであり、もっと株価が下落することも考えられますので、ここは判断が難しいところです。私も損出しするか、配当再投資するか、我慢して持ち続けるか?答えは各人に委ねられるしかありません。

    シェルというオイルメジャー自体の経営状態はさほど悪くないですから、個人的には楽観的です。あまりに全体の株価が下落したり、生活費などへの資金繰りに困ったりしたら損出しも考えますが、今のところは放ったらかしにして少しずつ配当再投資していくつもりです。

    自らにも「Do nothing is the best way going forward」と言い聞かせています。別枠の退職金(上記(1))でS&P500連動インデックスに投資資金の半額を投じていることで、余計な動揺をせずに済んでいるのも大きいと思います。今回、3社からの大減配を経験したので、今後は個人年金枠でもインデックスに傾注して資金投入していく予定です。

    オッサンKより

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  3. オッサンK様
    ご回答ありがとうございます。
    ガチホ勇気が少しでました。
    正直者さんがRDB-Sを損切りしたのにショックを受け狼狽したのですが、とりあえず我慢して持ち続けようと思います。
    RDB-S全弾NISA枠なので損出しできないのもあります。(>_<)
    今後は米インデックスETFに注力しつつ、再投資は高配当株とあまのじゃく投資を続けていこうと思います。
    これからもよろしくお願いします。

    返信削除
  4. たこやき太郎様

    私も正直者さんがシェルを損切りしたのには驚きました。しかし、世の中には荒波を上手に乗り換えていける達人は多くはありません。少なくとも凡人の私には無理です。CVXもいずれ減配するかもしれませんし。「他人はあくまで他人」ゆえに全て自己責任で、ということでしょう。

    私も上記の自分年金内のRoth IRAのものは、日本のNISAと同じく損出しが出来ません。課税対策として全てのREITをそこに集めているので、今回の不況による全REITの大幅下落は身にしみています。それらこそ、本当に「放ったらかしで配当再投資」にするつもりです(苦笑)。私も既にアラフィフですので、共に困難を乗り越えていきましょう!!

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