2021年3月14日日曜日

2021年3月第2週の運用状況: Stock pickersの定め(悲報と決意)

皆さん、お元気でしょうか?

今週は様々なことが重なり、超多忙でした。

ラッキーなことに仕事がたまたまオフだったので、これを機会に色々と考えを改め、実際の行動にも移しました。


1)QQQへの資金移動

米国長期金利の急激な上昇を受けて、手持ちのHyper−Growth Stocksがコテンパンにやられました(EXPI, PLTR, RIDE)。

先週から引き続いたNasdaqの急落は、昨年後半から調子に乗っていたところに、「往復ビンタを受け続けた」ような猛烈な連続攻撃でした。


3月8日(月)にNasdaqがCorrection territoryに入ったという記事が、WSJに表示されました。

2月の最高値より10%以上の下落を認めたそうです。

道理で辛かったわけです。


(WSJより引用)

皮肉なものですよね、株式市場って。

「今後は景気が良くなるぞー」っていう合図とともに、長期金利が上昇し、これまで先行して買われていた超グロース株がコテンパンに売られるという結末を、今回痛感しました。

さらに、じっちゃまの「むしろハイパーグロース株を買って!」とのTweetsにより、これまでの迷いが消えました。

⇒ 絶賛下落中で含み益が減っていた、highly volatile(のせいで心臓に悪い)EXPIを売り、その資金でCorrection territoryにあったQQQをガツンと買いました。

私には「キビキビとしたトレード」など到底無理ですので、アルファの部分をNasdaq指数であるQQQに託すことにしました。

2月中旬に、じっちゃまの「逃げて、逃げて」Tweetに即座に反応し、実際に逃げておけばダブルバガー以上で利確できたのに、、と悔やまれます。

今後は、新規の個別株を買わずにQQQやVTIを買うことにします。


この時、RIDEも処分していれば、、、というのは後の祭り。。。



2)Stock pickers trailed the market again !!


(WSJより引用)

これは、2020年度の運用成績に関する最新レポートです。

Large-cap stock-picking fundsのうち60%ほどが、S&P500に敗北したそうです。

なんと11年連続で50%以上のファンドがS&P500に負け続けていることを棒グラフが示しています。

Wall街のプロ集団ですらS&P500に勝てないのに、私なんぞが指数に勝てるわけがありませんよね。

今後はIPOやSPACを含めた個別銘柄には目を向けず、QQQやVTIを買い増すことに決めました。



3)RIDEを損切り

じっちゃまFollowersならご存知、EVトラックメーカーであるRIDE。

3月12日(金)開場前に、「EV試作車の火災事故、騙しの予約注文、今年中には量産体制に入れない、、」などという衝撃ニュースがありました。

「誤報道などで、すぐに持ち直すかも?」と一瞬迷いましたが、泣く泣く全て損切りしました。

RIDE $ -2,766


またも個別株の難しさを痛感しました。

私には投資の素質が一切ないので、今後は新規で個別株が欲しくなったらQQQかVTIに投資します。


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最近の動向を報告します。

1)403b, 457b, HSAには給与天引きで自動積立てされています。

2)配当:なし

3)入金:Fidelity口座に$10,000を入金 

4−1)買い:

QQQ $41,000ほど購入

VTI $1,000ほど購入

TCEHY $3,000ほど購入


4−2)売り

EXPI $ + 4,400

RIDE $ - 2,766


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現状をまとめますと、、

1)米国版の退職金をNo taxで運用できる、403(b) plan (= 401K)と457(b) planの総額は$563,136 でした (403(b)は2009年12月から、457(b)は2020年2月から積み立て開始)。

― 2020年からは各プランへ$19,500を給与天引き(税金控除)して自動積立をしています( $19,500 x 2 = $39,000)。

― 含み益の総額は今となっては不明ですが、給料天引き$39,000、職場からのMatching $15,000、そして配当が年間を通して複利加算されます。

― S&P500 Index Fundに全額を投資しています(VIIIX:手数料 0.02%)。

― 403(b)内での年間予想配当は$16,201です。


2)子供用の学費をNo Taxで運用できるNY529 college saving programの総額は$148,223です。

― 403bと同様にGrowth stock index portfolio (S&P500 Index fund, 100%) で運用しています。昨年末に$50,000を授業料の一部として息子の大学に送金しました。

―  2021年度分として、$10,000入金してあります。


3)将来の医療費をNo Taxで運用できるHealth Saving Account (HSA)は、VTSAXとCashを合わせて$30,440あります。

― 毎月の給料天引き(Pre-Tax  $7,100/年)が資金源です。2021年度の職場からのMatching $1,000はどうやら無しのようです(コロナの影響か?)。

― HSA内での年間予想配当は$382です。

給料から自動引落としで入金される度に、VTSAX (= VTI) $250 x2 / 月の自動買付けを設定しています。


4)2017年1月からFidelityで自ら運用する自分年金は$494,404(自分、家内、息子のRoth IRAを含む)でした。

― 2021年度のRoth IRA contribution $3,000 x 2 入金済み 。

― 2017年初から少しずつ始めたのに、現時点で $ 80,036含み益しかありません

こちらはひどーーい成績ですが、勉強しながらコツコツやるのみです。

上記の退職金やNY529 planのように、最初からIndex fundだけに投資していれば今頃は左団扇だったのでしょうが、後の祭りです。

高配当投資の罠に引っかかって「3年半もの貴重な時間をドブに捨てた」ような暗い気分でしたので、今後は主に弱小インデックス投資家として生きていきます。



以上、運用総額は$ 1,236,203でした(これは上記1―5の総額のみであり、預金や不動産は含まれておりません)。

―合計した年間予想配当総額は$24,202 ($2,017 /month)です。


参考までに、自分年金のPortfolioは以下の通りです(Cashを除く)。

これまでの「七転び八起き」を経て、ようやく米国ETFの比率を52%まで高めることが出来ました。





リスク資産の全体像を下に提示します。

米国株Index Fundは全体の80%に達しました。

目標は90%ですので、まだまだです。







さて、、、と。

懺悔室へようこそ!!

今回も上記の自分年金における、-$1,000以上の含み損を成績順に発表します。

数少ない読者の方々にとって、「他人の不幸は蜜の味」ですよね。
愚かな奴ww と、笑ってやってください。


----------------------------- 心理圧迫テストへの境界線?! ------------------------------------------------------

RIDEを損切りしました。

今後、新規の個別株に投資しないことを決意しました。

インデックスファンドへの投資は、まずは諦めることから始まります!!

むしろ、その方が投資成績が良いという皮肉な事実。。。



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・ Historical returns by holding period. by J.P.Morgan

Don't jump out from your ship! Get invested, stay invested. by J.P.Morgan


Keep investing, no matter how frightened you are !! by John Bogle (故: "Saint Jack") @ Vanguard 


If you want good investment performance, forget you have the account. by Fidelity investments


It's about time in the market not market timing. by Kiplinger


個人投資家1.3万人の調査結果 by 日経新聞


長期投資の鉄則;買った値段は気にしない by 苦瓜達郎 氏

株は上質なギャンブルである by 外山滋比古 氏

今後も、米国での投資・退職金を取り巻く現状や、私が学んだ投資に関する豆知識などを情報発信していきます。






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