2021年7月6日火曜日

2021年7月第1週の運用状況: Impact of being out of the market

皆さん、お元気でしょうか?

日本は長い梅雨で雨ばかりの日々と聞いています。

雨が好きな方には良い季節なんでしょうが、私は傘の出し入れが面倒なので梅雨は苦手です。

カビも生えやすくなりますし。。


こちらNYCは既に先日の猛暑日が過ぎて、最高気温は28度に戻っています。

一週間連続勤務で精神的に疲労困憊だったので、今日はランニングに行ってきました。


アイスクリームトラックに群がる観光客。

NY州はすでにほぼ全ての制限を解除したので、どんどん観光客が戻ってきています。

ようやく街の活気が戻ってきました。



今回も、JPM asset managementのWebsiteから下記のグラフを引用します。




(JPM asset managementより引用)

2001-2020末のデータですので、過去20年のデータを反映しています。

以前、下記の「Don't jump out from your ship! Get invested, stay invested. by J.P.Morgan

という記事で紹介した記事の最新版(コロナ暴落を含む)ということになります。


今回もまた長期投資、しかも「下落相場から逃げない」ことの重要性を示唆しています。

2001年から2020年(2回の大暴落を含む期間)に、$10,000をS&P500への投資していた場合の結果を表したグラフになっています。

全期間で全く売買せずにFull investmentだった場合は、7.47%/ 年で資産が増加し$42,231と何と4倍に増加しています(左端)。

放ったらかしの20年で4倍ですから、純粋に素晴らしい投資結果です。


一方、大暴落による恐怖のせいで底値で売ってしまい、その後の急上昇期間である10日間を安全期間として待ってから資金を再投入した場合(missed 10 best days;左から二番目)は、3.35%/ 年で資産が増加し、$19,437という結果になりました。


暴落時に売ってしまい、底値からの上昇をCashで待てば待つほど、その後のリターンは減少していきます(左から右へ行くに連れて減少傾向)。


下落相場から逃げ出してCashで待機し、上昇気流を待ってから再投資すれば安全そうに見えますが、上記データが示すように皮肉にもその正反対の結果が待ち受けています。

これはまさしく、Sell low, Buy highによる負の影響です。


やはり、「相場に居続けること」が重要のようです。

特に分散の効いているインデックスファンドなら、それを非常に容易にしてくれます。


皆で一緒に昇りのエスカレーターに乗って、放ったらかしにしましょう!!

個別株での売買のタイミングなどの特別なSkillは、インデックス投資に必要ないのです。


PS;コロナ暴落の際、私の退職金403bも大暴落を遂げました。

過去の記録を紐解くと、、

1/20/2020         $401,629

3/21/2020         $286,358


たった2ヶ月で、なんと約28%もの暴落を経験しています。

当時、かなり焦ったのをよく覚えていますが、インデックスファンドなので狼狽売りはしませんでした!!

当時の個別株は散々でしたが、、、😂


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最近の動向を報告します。

1)403b, 457b, HSAには給与天引きで自動積立てされています。

2)配当:VTIより$111.44が入金され、自動再投資されました。

3)入金:なし

4)買い:なし

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現状をまとめますと、、

1)米国版の退職金をNo taxで運用できる、403(b) plan (= 401K)と457(b) planの総額は$651,536 でした (403(b)は2009年12月から、457(b)は2020年2月から積み立て開始)。

― 2020年からは各プランへ$19,500ずつを給与天引き(税金控除)して自動積立をしています( $19,500 x 2 = $39,000/yr)。

― 今となっては含み益の総額は不明ですが、給料天引き$39,000/yr、職場からのMatching $15,000/yr、そして配当が年間を通して複利加算されます。

― S&P500 Index Fundに全額を投資しています(VIIIX:手数料 0.02%)。

― 403(b)内での年間予想配当は$20,650です。


2)子供用の学費をNo Taxで運用できるNY529 college saving programの総額は$169,155です(含み益  $72,871)。

― 403bと同様にGrowth stock index portfolio (S&P500 Index fund, 100%) で運用しています。2020年末に$50,000を授業料の一部として息子の大学に送金しました。

―  2021年度分として、$10,000入金してあります ( $10,000 tax deduction in NY state ) 。


3)将来の医療費をNo Taxで運用できるHealth Saving Account (HSA)は、VTSAXとCashを合わせて$35,519あります(含み益  $10,644)。

― 毎月の給料天引き(Pre-Tax  $7,200/yr)が資金源です。2021年度の職場からのMatching $1,000はどうやら無しのようです(コロナの影響か?)。

― HSA内での年間予想配当は$417です。

給料から自動引落としで入金される度に、VTSAX (= VTI) $300 x2 /moの自動買付けを設定しています。


4)2017年1月からFidelityで自ら運用する自分年金は$552,060(自分、家内、息子のRoth IRAを含む)でした(含み益  $121,360)。

― 2021年度:夫婦のRoth IRA contribution $6,000 x 2 入金済み 
                         息子のRoth IRA contribution $6,000入金済み 

自分年金だけかなり遠回りしただけにひどーーい成績ですが、今後は市場平均に追随していくだけです(個別株投資で欲張った挙げ句、何度も墓穴を掘りました)。

上記の退職金やNY529 planのように、最初からIndex fundだけに投資していれば今頃は左うちわだったのでしょうが、後の祭りです。

コロナ禍による減配などの「高配当投資の罠」に引っかかって「3年半もの貴重な時間とお金をドブに捨てた」ような暗い気分でしたので、コロナ暴落後は弱小インデックス投資家として生きていきます。




「普段から本業での収入増を目指した上での倹約を徹底し、給与天引き、及び余剰資金で米国インデックス連動の投資信託を積み立てる。本当にその資金が必要になるまでは、それを一切売らない」

これで、我々の老後は安泰ですね。

PS :  20代の自分に教えてやりたい!!



以上、運用総額は$ 1,408,270でした(これは上記1―4の総額のみであり、預金や不動産は含まれておりません)。

―合計した年間予想配当総額は$28,839 ($2,403 /mo)です。


参考までに、自分年金(上記4)のPortfolioは以下の通りです(Cashを除く)。

自分年金以外(上記1−3)は、全て米国インデックスファンドに「放ったらかし投資」をしています。






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